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在宅時間増えたのになぜ? 関心高まるロボット掃除機

大河原克行のデータで見るファクト

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NIKKEI STYLE

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて、在宅勤務が本格的に定着し始めた。これによる在宅時間の増加に伴って、ロボット掃除機への関心が高まっている。

ロボット掃除機の代表的機種「ルンバ」を発売する米アイロボットの日本法人、アイロボットジャパン(東京・千代田)の調べでは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で在宅時間が増加したとする人が86.6%に達した。同社の調査では、「在宅時間の増加に伴い、いままで以上に役に立っている生活家電」として、ロボット掃除機をあげる人が45.0%となり、2位の「電子レンジ・オーブントースター」(15.5%)を大きく引き離す結果になった。

ロボット掃除機に注目が集まる理由はいくつか考えられる。

1つは、在宅時間の増加によって家の汚れが気になるようになったこと。アイロボットの調査でも、「子供や家族がずっと家にいることで、ほこりや髪の毛が増え、汚れが気になるようになった」といった声があがっている。

2つめは、掃除をしたくても、時間が確保できないという点だ。例えば、これまでは大きな音を立てられた昼間の時間帯でも、家族や近所が在宅勤務をしていると、気を使って掃除をしにくい。子どもの食事の手当てに時間をとられ、掃除まで手が回らないといった子育て世代も少なくないようだ。アイロボットの調査では、回答者の57.3%が「在宅勤務の増加で家事負担が増えた」としており、そのうちの6割は負担が増えた家事として「料理」を挙げている。

これらの課題を解決してくれる家電が、ロボット掃除機というわけだ。事実、3月以降、アイロボットのロボット掃除機の販売は好調という。アイロボットジャパンの挽野元社長は、「ロボット掃除機が代わりに家を掃除してくれると、気持ちに時間的な余裕ができる。空いた時間を、創造力が発揮できる料理に充てることもできる」とする。

世帯普及率10%に向けサブスク拡充

アイロボットジャパンによれば、アイロボット製品の日本における世帯普及率は6.5%。これを2023年までに10%に高めることが目標だ。

そのために打ち出したのが、サブスクリプション(定額課金)サービスの拡充だ。同社は6月8日、新たなサブスクサービス「ロボットスマートプラン+(プラス)」を発表した。昨年6月から実施しているルンバのサブスクサービスに、床ふきロボット「ブラーバ」など5機種を追加した。ルンバの低価格機種の月額利用料を1200円(税別)から980円(同)に値下げしたり、2週間のレンタルサービスを導入したりするなどして、導入へのハードルを下げた。「これまでロボット掃除機を導入したことのない家庭に使ってもらう機会を提供したい」とする。

アイロボット社内には、「ルンバパラドックス」という言葉がある。「比較的高額なルンバは使う前には必要性に疑問を感じても、一度使うと手放せない」という意味だ。アイロボットジャパン マーケティング本部長の山田毅氏は「ルンバを所有する前と後では生活が大きく変わる」と説明する。

アイロボットのロボット掃除機の国内販売数は累計300万台に達した。国内の全掃除機カテゴリーにおけるルンバのシェアは5月末時点で13.2%に達した。ロボット掃除機が当たり前のように動き回る風景は、もうすぐ日常的になるかもしれない。

大河原克行
ジャーナリスト。30年以上にわたって、IT・家電、エレクトロニクス業界を取材。ウェブ媒体やビジネス誌などで数多くの連載を持つほか、著書も多数ある。

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