テレビ会議で印象よく見せる着こなし
「テレビ会議で大切なのは、仕事をする気持ちが相手に伝わるか。ネクタイをとっても仕事をしていると見えるかが問われる。できればジャケットも着てほしい」と森岡氏はいう。
ジャケットに合わせるインナーとしてニットポロも選択肢という。「シーアイランドコットンを使ったものなど、バリエーションも豊富なので、いいものを見つけたら買っておきたい。お薦めしたいのは、シャツの襟元までボタンを全部留めること。背筋が伸び、きちんとした印象になり、スタイリッシュに見える」とアドバイスをする。

丸首のTシャツの場合は、「ジャケットとワントーンで合わせると、まとまりやすい。ただ襟元がまとまらないときは、白いTシャツと黒いニットを合わせてみるのも有効。コントラストの高い重ね着は、襟元の物足りなさを埋めてくれる」と金森氏は、スライドの写真を見ながらポイントを解説する。これに対し、森岡氏は、「ジャケットの生地に負けない質感や厚みのものを選ぶこと。 襟回りがよれているものはNG」とつけ加える。
「ただし、Tシャツ着用は社内の連絡会やブレスト会議ならいいが、重要な会議ではやめたほうがいい」と森岡氏。金森氏も「オンラインのなかでもTPOは重要。服装や背景などの気遣いは欠かせない」と語っていた。

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