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本格フレンチと名ソムリエ推薦のワイン 東京・神楽坂

2020/6/22
人気メニューの温前菜「ドイツ産ホワイトアスパラガスと温かいパテ、有機野菜のサラダを添えて」
人気メニューの温前菜「ドイツ産ホワイトアスパラガスと温かいパテ、有機野菜のサラダを添えて」

「プチフランス」と呼ぶ人もいる東京・神楽坂は「ミシュランガイド東京」掲載のレストランから気軽に1杯を楽しむワインバーまで多彩なスタイルのフレンチがそろう。その神楽坂に「あの人が帰ってきた」と、食通たちをざわつかせるビストロが現れた。2019年5月にオープンした「Floraison(フロレゾン)」だ。

Summary
1.神楽坂の人気店のソムリエが待望の帰還 本格フレンチとワインを気軽に
2.タッグを組むのは有名店で活躍したシェフ コスパ抜群の料理は絶品
3.ベテランソムリエが料理にぴったりと寄り添うワインをセレクト

「特別な日のごちそうではなく、『おいしいフレンチが食べたい』と思ったときにいつでも気軽に立ち寄れて、それでいてきちんとした料理やワインを楽しめる店が作りたいと思いました」と語るのはオーナー兼ソムリエの佐々木利雄さん。

佐々木さんはプロからの支持も高い人気店「神楽坂しゅうご」を立ち上げた元オーナーソムリエ。同店を離れた後、福岡でフレンチレストラン「L'eau Blanche(ローブランシュ)」をオープン。地元グルマンたちの注目を集め、またたく間に人気店とした。そして、再び神楽坂に戻ると、福岡に続く2店目を立ち上げた。おいしいワインと食材を見抜く佐々木さんのセンスに絶大な信頼を置くファンたちが詰めかけている。

見番横丁の坂を道なりに下っていくと、ビルの2階にある大きな窓から煌々(こうこう)ともれる光が目に入ってくる。ビル横の階段を上っていくと白いシンプルな看板とドアが現れる。少しそっ気ない風情が隠れ家のようだ。

王道フランス料理とシニアソムリエが選んだワインのマリアージュを堪能できる

ドアの向こうに広がる空間はグレーをベースにぬくもりのある木目をふんだんに使い、モダンでありながらも、どこか心がリラックスできる。

席数は全部で24席。目の前でシェフの華麗な技をながめられるカウンター席はまさにシェフズテーブル。通りを見下ろせる窓ぎわのテーブルは親しい人との会食に、中央のテーブル席は友人同士のワイン会などに使えそう。営業は深夜2時30分までと遅く、21時以降はワイン1杯から楽しめるため、2軒目使いもできる。

東京でタッグを組むのは鳴海陽人さん。有名ホテルのフレンチレストランや「麹町エメヴィベール」(現在は閉店)などで活躍した後、フランスのグランドキュイジーヌを代表するシェフであるフィリップ・ミルさんの東京店のレストランでスーシェフを務めた。以前から鳴海さんの腕前にほれ込み、東京で店を出すならぜひと願っていた佐々木さん。その二人がタッグを組んで「フロレゾン」が誕生した。

鳴海さんの作るフレンチはバターや生クリームもしっかり使う王道フレンチ。香りや食感、味わいまで考え抜かれた細やかな手仕事が光るひと皿はメイン、ソース、皿の中のビジュアルなどどれをとってもハイクラスの品格がある。

コースはアミューズ、冷前菜、温前菜、魚料理、肉料理、デザートという構成。内容は旬をベースにその時々の仕入れにより変わる。アラカルトも前菜からメインまでそろうため、コースのように組み立てることも可能だ。

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