梅雨出勤も足取り軽く 雨に負けないビジネスシューズ特集 ビジネス向け最新防水シューズ(上)

コストパフォーマンスの高さも魅力

モデロ「DM8601」(1万3000円)

人気シューズブランド「マドラス」のセカンドラインとして、1990年にスタートした「モデロ」。このモデロの防水シューズはマドラス社の耐水基準をクリアしており、ビジネスシーンで晴雨関係なく使用できる。

アッパーとライニングの間に防水素材を挟み込み、水の浸入を防ぐ構造になっており、靴を1万回屈曲させた後で、4センチの水に4時間つけておく浸水テストを試験機関でクリアした防水性を持つ。

本底にはセラミック入りの合成ゴムを使用し、スタッドレスパターンの意匠を施している点も特徴。雨の日のぬれた路面でも滑りにくくなっている。

中敷きの下は、柔らかさと反発力の高いラテックス素材と、EVA(エチレン・酢酸ビニール共重合樹脂)を組み合わせた2重構造クッションで歩きやすい。

これらの機能を備え、日本製で税込み価格1万5000円以下というコストパフォーマンスの高さも魅力だ。

3月上旬発売の本作。展示受注会から多くの注文が入っていることから、マドラス社の広報担当者は「梅雨に入って売り上げが伸びると予想される商品」と話す。

アッパーとライニングの間に防水素材を挟み込んだ日本製レザーシューズ

防水透湿ソールで快適に履ける

ザ・スーツカンパニー「GEOX別注 カーフレザーシューズ」(1万3000円)

ザ・スーツカンパニーの注目モデルは、防水シューズブランドとして有名なイタリアのGEOX(ジェオックス)に別注した1足。GEOXの靴はソールに無数のミクロの空気孔を持ち、ソール部に防水透湿特殊機能を備えたメンブレン(薄い膜)を装着しているのが特徴だ。穴の開いた通気性の高いソールでありながら、水の浸入を防ぐというハイブリッドな特性を持つ。

このGEOXのラバーソールを搭載することで、発汗による水蒸気だけを熱気とともに排出し、靴内の不快さを軽減。ソールから水が浸透することもなく、靴内部をドライな状態に保てるため夏でも快適に履ける。

19年1月より販売をスタートした本モデル。「プレーントゥだけでなくストレートチップも含めた全品番の売り上げは、1年間で約6000足」(青山商事のTSC事業部プレスマネージャーの中山翔太氏)。梅雨時期に大きく売り上げが伸びるのではなく、1年を通してコンスタントに売れる商品だという。

アッパーには牛革の中でもキメが細かく上質なカーフレザー(生後6カ月以内の子牛の革)を使用。高機能なソールに加えて、柔らかく履きやすいため、年齢を問わず多くのユーザーから支持を得ているという。

ソール部に空気孔と防水透湿メンブレンを搭載。水の浸透を防ぐとともに靴内部の湿気を排出する

(ライター 津田昌宏、写真 野町修平=APT、スタイリング 宇田川雄一)

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