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がんばらない節電ワザ 在宅時間増えても無駄はカット

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NIKKEI STYLE

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、お子さまが長期休みになったり、外に働きに出ていた人が在宅勤務になったりと、在宅時間が増えたこの数カ月、SNSなどで聞こえてきたのは「電気代が跳ね上がった!」という声。在宅の時間が増えればおのずと自宅で消費する電力が増えるので、平常時よりも電気代が高くなってしまうのは致し方ありません。

厚生労働省発表の「新しい生活様式」ではテレワークも推奨されているので、今後は在宅時間が長くなることを前提で暮らし方を考え、電気の使い方も節電を意識するほうがよさそうです。

今回は習慣づけたい家庭での電気の使い方を考えてみたいと思います。

テレビはオフタイマーを利用

在宅時間が長いときに多いのがテレビのつけっぱなしです。ニュースを見たあともテレビを消すことなく他の用事をしながら音だけ聴いていたり、本を読みながらテレビをつけていたりと、「ながらテレビ」をしてしまう人が多くいます。昔のブラウン管テレビに比べれば電気代は安くなったとはいえ、最近のテレビは画面が大きくなっているのでその分消費電力が多くなっています。見ていないテレビをつけっぱなしにするのはもったいない。今は多くのテレビにON・OFFのタイマー機能がついているので、テレビをつけたときにオフタイマーをセットして強制的に終わらせてしまうのも一つの方法です。

パソコンは作業時間を決めて

在宅で仕事をしていると常時パソコンを起動している人も多いでしょう。本体は小さくてもパソコンは電力を消費しています。仕事の効率を考えても、1日の時間割を作成してパソコンを使う時間を決めてしまうのはよい方法です。一定時間はパソコンから離れた作業をすることで気持ちの切り替えにもなるかもしれません。パソコンを使わない時間を設け、その時間は電源を切っておくようにしましょう。

消し忘れが多い場所は人感センサー付き電球の導入も

人感センサー付きの電球とは、人の動きを感知すると点灯し、一定時間動きがないと自動で消灯するものです。多くの場合は照明器具を交換しなくても電球だけを変えることで利用することができます。トイレや廊下、玄関など、短時間しか滞在しない場所でかつ消し忘れが多い場所にはおすすめです。微量の待機電力はかかりますが、消し忘れを心配しなくてよいことと、そもそも電気をつけたり消したりする必要がなくなるので、荷物を抱えて帰宅したときなどに便利です。

消費電力の多い夏は冷蔵庫の開閉を減らす

夏の電気代と言えばエアコンを想像する人も多いと思いますが、実は冷蔵庫も夏には電気代が高くなります。1日24時間、365日動き続けているのが冷蔵庫。また年々サイズも大きくなっているので省エネ化が進んでいるとはいえ、無視はできない存在です。

まず夏は気温が高くなる分、冷蔵庫内の温度との差ができ、冷やすために冬よりも電力を消費します。さらに夏は冷たい飲み物を飲みたくなるので、冷蔵庫を開閉する回数が増えてしまいます。冷蔵庫は扉を開いて庫内の冷気が逃げ、閉めたあとにまた適温に戻すときに電力を消費します。冷蔵庫の扉を開けて「涼しい~」と言っている間にどんどん庫内の冷気が逃げてしまうのです。だから冷蔵庫の扉を開けている時間をいかに短くするかが節電のポイント。

頻繁に出し入れするものは冷蔵庫内の手前に置いて、扉を全開にしないでも取り出せるようにするのがおすすめです。また、朝食用のバターとジャム、中華調味料セットなど同時に使うものはカゴにまとめてカゴごと取り出すようにすると扉を開けているのは短時間で済みます。

1日に何度も冷蔵庫の中から飲み物を取り出すようであれば、家の中であっても保冷機能付きの水筒に飲み物を入れて利用することで冷蔵庫の開閉回数を減らすことができます。

エアコンの使い方にも工夫を

新型コロナウイルスの感染防止を考えると、定期的に窓を開けて換気をすることも必要になります。エアコンをつけていて窓を開ければ、その分冷気が逃げてしまうので電力を消費します。

まずは直射日光が入ってくる窓の外にはよしずやすだれ、サンシェードなどをつけ、室温が上がらないようにすることが大切です。室内での服装はワンピースや甚平のように風通しのよい服を着ることで、熱を逃がすことができ、暑さを感じづらくなります。またケーキなどについている保冷剤を冷凍室で冷やしておきハンカチなどを巻いてから、首、脚の付け根、脇の下など太い血管が通っている部分に当てることで体を冷やすことができます。低温やけどを避けるためにも必ずハンカチなどで包んでください。

電気の契約を見直す

2016年4月の電力小売り自由化により、それまでは地域で決められた電力会社との契約から、その他の参入してきた異業種の会社との契約ができるようになりました。ガソリンとのセット割り引き、携帯電話とのセット割り引き、ガスとのセット割り引きなど様々な会社、サービスが登場しています。電気代だけでなく、自分の家庭の支出全体を見て節約になるケースもあるので、まだ比較検討をしていない人は一度比べてみることをおすすめします。

長く続かない節電方法をとるよりも、習慣として節電になる暮らし方をしていけばがんばる必要なく自然と無駄な電力を消費することがなくなります。今年の夏はぜひ挑戦してみてください。

矢野 きくの(やの・きくの)
家事アドバイザー・節約アドバイザー。明治大学卒。女性専門のキャリアコンサルタントを経て現職に。家事の効率化、家庭の省エネなどを専門にテレビ、雑誌、講演などで活動。著書:「シンプルライフの節約リスト」(講談社)他 オフィシャルサイト https://yanokikuno.jp

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