リップシンクのねお SNSはやるなら中途半端にしない

日経エンタテインメント!

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楽曲に合わせて、まるで歌っているように唇を動かす「リップシンク」動画で人気者となった、ねお。TikTokのフォロワーは約190万人、YouTubeは85万人超。TwitterとInstagram、LINE BLOGなども展開しており、フォロワー合計は465万人を超える。SNS(交流サイト)をマルチに使いこなし、圧倒的な人気を誇る19歳だ。SNSへの取り組み方や信条を語ってくれた。

2001年生まれ、鹿児島県出身。15年、中学2年のときにMixChannelで動画投稿を開始すると翌年1位になり、VAZからスカウトされ所属。18年、雑誌『Popteen』専属モデルになる。史上最速となる2カ月で単独表紙を飾るなど人気絶頂のなか、今年3月に卒業。同時にアーティストデビュー

「SNSはそれぞれ役割が少しずつ違いますね。TikTokは自分が好きな曲を知ってもらうのはもちろん、ファンの方からリクエストをいただいて、それに合わせてミュージックビデオ(以下、MV)を作るような感覚。自分の世界観を発信できる場所です。

YouTubeではファッションやメイクなどのプライベートから、大食いや“踊ってみた”まで、飽きられないようにネタを変えながら展開しています。長い動画がアップできるので、みんなに語りかけたり、自分の思いをしっかり伝えるときに使うことが多いですね。

Twitterはお知らせを発信するほか、ファンの方との交流のためにすごく大切な場所。先日『ヒルナンデス』に出演したときは、生放送中にファンの方とコミュニケーションを取りました(笑)。Instagramは、思い出のアルバムみたいな感じ。ストーリーはできるだけ3時間以内に最新の自分をアップするようにしています。

毎日、2時間以上空けずにアカウントのどれかにアップするのを続けています。やるなら中途半端にしないという母親との約束もあるので守りたいです(笑)」

動画の経験を生かしたMV

最近はテレビにも出演し、親子や男性のファンも増えたという。3月にはデジタルシングル『プチアガール』で、自らが歌うアーティストとしてデビューした。

「歌にはずっと苦手意識がありました。でも、去年7月に事務所の先輩、スカイピースさんの誕生日ラップ企画に参加させてもらったら楽しくて。そこから意識が変わって、ボイストレーニングに通うようになりました。

自分が歌うなら聴いてくださる方の背中を押せる曲にしたいと思い、アップテンポがいいですと希望を伝えました。日頃大切にしている言葉や思いを詞に反映してもらったほか、MVもすごくこだわって。私自身、動画をたくさん作っているので、どこからどう撮ればかわいく見えるとか、監督さんに動き方や見え方を提案させていただきました。ファンの方からは『曲を聴いて明るくなれた』という声をいただいて、よかったなって。

テレビの後はいつも反省会をするんですが、芸人さんなどを見習ってもっとトーク力をつけたいです。音楽活動では、カッコイイところを出してギャップを楽しんでもらえたら。以前、赤坂BLITZに行ったときに素敵なところだなと思ったので、いつかワンマンライブをするというのが今の夢です」

(ライター 橘川有子)

[日経エンタテインメント! 2020年6月号の記事を再構成]

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