わたしの損得どうなるの? auポイントとPonta統合佐野正弘のモバイル最前線

KDDIとローソン、ロイヤリティマーケティングは19年12月16日に提携し、au WALLETポイントをPontaに統合すると発表していた
KDDIとローソン、ロイヤリティマーケティングは19年12月16日に提携し、au WALLETポイントをPontaに統合すると発表していた

KDDIは2020年5月21日に、auのポイントプログラム「au WALLETポイント」を共通ポイントの「Ponta(ポンタ)」に統合することを発表した。KDDIが力を入れるスマートフォン決済「au PAY」と、Pontaとの連携が大幅に強化されることとなった。この統合によってauのスマホとPontaの利用者にはどのようなメリット・デメリットが生まれるのか、利用者視点でチェックしていこう。

共通ポイント化でauユーザーはためやすく

「au WALLETポイント」の「Ponta」への統合は、19年12月にKDDIとローソン、そしてPontaを運営するロイヤリティマーケティング(東京・渋谷)の3社が提携したことで実現した。スマホ決済サービス「au PAY」の利用を拡大したいKDDIが、共通ポイントプログラムの中で唯一、特定の携帯電話会社と密接なつながりを持たなかったPontaと組んだことで、2800万のau WALLETポイント利用者と、9400万以上のPonta会員が一体となる巨大なポイント経済圏が生まれたわけだ。

そうしたことからこのポイント統合によって、元々au WALLETポイントを利用していたauのスマホ利用者、そしてPontaを利用していた人の双方にさまざまなメリットが生まれることとなる。中でもauユーザーにとっての最大のメリットは、店頭での買い物でカードを提示するとポイントがもらえる「共通ポイント」になったことではないだろうか。

従来のau WALLETポイントは、auの携帯電話料金支払い時やau PAYでの決済時にポイントの還元が受けられる仕組みで、共通ポイントの仕組みが備わっていなかった。携帯電話事業で競合するNTTドコモは「dポイント」、ソフトバンクは「Tポイント」、楽天モバイルは「楽天ポイント」と、何らかの共通ポイントと既に連携していただけに、この点はauユーザーにとって大きなマイナスポイントとなっていたのである。

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