勝恵子 39歳の出産、育児のさなかに訪れた更年期不調

日経ARIA

女性の体のことは男性にも、経営者にも知ってほしい

「女性がいかに女性ホルモンの変動に影響を受けるか、発信していかなくてはならないと思いました」

タイミングを同じくして、ガール・パワーで産婦人科医の対馬ルリ子氏による女性ホルモンセミナーを開催したり、対馬医師へのインタビューをガール・パワーのウェブメディアに掲載したりする機会を得た。「女性がいかに女性ホルモンの変動に影響を受けるか、それに対する正しい知識と自分に合った対処を専門医と共に行うことが、いかに必要で大切なことなのか。そうした学びの機会を得て、これを発信していかなくてはならない、と強く思いました」

40代から50代の女性は、仕事では責任あるポジションにあり、家庭でも子どもの教育や親の介護などフル稼働の状態。女性自身が健やかさをきちんとマネジメントしていかないと、家庭や社会は機能していかなくなる、と勝さんは強調する。さらには当事者の女性だけではなく、男性にも、企業にも理解が必要だという。

「これから女性も男性も長く働いていく時代に入ります。女性が定年まで、もしかしたら定年後も働くなど、かつてない状況になっていくでしょう。今の社会や企業は男性がつくったプラットフォームで、女性がそれに合わせて働いているためにつらいこともあります。男女の性差や女性特有の体の変化について、男性、経営者にも理解があればお互いに仕事もしやすくなり、一層の女性活躍にもつながるでしょう」

これから産む人、更年期を迎える人、更年期に気づかない人にも、自分自身の言葉で伝えていきたいという。

勝恵子
1966年生まれ。フリーアナウンサー、女子教育NGOのガール・パワー専務理事。「ニュースステーション」(テレビ朝日)、「ザ・ワイド」(日本テレビ)、「ザ・ゴールデンアワー」(TOKYO MX)など多数の番組レギュラーを歴任。「無手勝流対談」(サンデー毎日)などインタビューも多数

(取材・文 大崎百紀、写真 鈴木愛子、構成 秋山知子=日経ARIA編集部)

[日経ARIA 2020年2月27日付の掲載記事を基に再構成]

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