湖池屋は無塩でV字回復 「二郎風」など家で外食の味20年上半期ヒット&下半期ブレイク予測

日経トレンディ

●【上半期ヒット】朝食にもなるホットスナックが登場

「GU-BO」(ローソン)

レジ横のホットスナックにスナックパイが加わった。「GU-BO」は、明太チーズ味、ベーコンポテト味、メキシカンチョリソー味があり、小腹が空いたときだけでなく、朝食代わりにもできる。具材が多く入った見た目の華やかさも受け、発売から2日で100万個を販売。19年のローソンのメガヒットスイーツ「バスチー」を上回る初動を見せた。

●【上半期ヒット】定番ホットスナックに高級路線が登場

「とけコロ、あふれメンチ」(ローソン)

定番ホットスナックに新顔が加わった。「とけコロ」は、キタアカリをホワイトソースなどと合わせとろとろの食感を追求。「あふれメンチ」は、かんだ瞬間にタネに包まれたコンソメベースのスープがあふれ出す。とけコロが160円、あふれメンチが180円(ともに税込み)と高めだが、新食感が話題となり、発売から約3カ月でシリーズ累計約1400万個を販売した。

●【上半期ヒット】国産ライチの味と香りを通年楽しめるスイーツ

「新富ライチゼリー」(しんとみ)

国内ライチ市場で僅か1%しか流通していない国産品の評価が高まっている。中でも甘みがあり、ジューシーで大玉の「新富ライチ」は、ECやふるさと納税などで19年の売り上げを前年比4倍に伸ばすなど人気上昇中。希少な国産ライチを使ったゼリーを販売開始し、プロの評価も高く想定以上の売れ行きだ。

●【上半期ヒット】センスのいいお餅レシピの写真と動画がバズった

「THE OMOCHI」(笠原餅店)

創業70年、かまどにまきをくべてもち米を蒸すという、のどごしがいい餅の製造方法を守ってきた笠原餅店が新ブランドを立ち上げた。ガーリックバター餅などのレシピと動画を投稿し予約販売をスタートしたところ、ツイッターで高速拡散。100万円以上売り上げる日が続いた。

今後は正月だけではなく日常でも楽しめるレシピを提案していくほか、有名シェフとのコラボなどイベント企画も増やす予定。味は玄米など5種類。

●【上半期ヒット】「かけたいときにすぐ使える」新レモン調味料

「レモンペースト」(ハウス食品)

ショウガやニンニクなどが主流のチューブ入りペースト調味料に新顔が登場。ハウス食品の「レモンペースト」は、国産レモンを使っていて風味がよく、焼いた肉にかけるだけでも料理が成り立つ。保存がきいて常備できるのもメリットだ。1カ月で計画比125%を達成し、約70万本を販売した。

●【下半期ヒット予測】ポストタピオカを狙う映えスイーツ

韓国スイーツのトゥンカロン

飲食店情報サイト「ぐるなび」のエディトリアルプロデューサー・松尾大氏が着目する韓国発ジャンボマカロン。18年東京・高円寺にできた専門店「Sugar Forest」では夕方には売り切れることも。19年には新大久保、代官山などで新規出店が相次ぎ、沸騰間近だ。派手なカラーバリエ、フルーツやチョコレートなどを挟んだボリューミーなクリームはSNS映え確実。Instagramでの投稿も増えた。

●【下半期ヒット予測】見た目も驚く、たらスパ進化系バリエーション

「東京たらこスパゲティ」(フィルドテーブル)

出汁茶漬け風、サケ丼風などまるで和食のようにアレンジされたたらこスパ。インスタ映えする進化系メニューが話題を呼び、外出自粛規制前には1月のオープンから1カ月以上、1時間以上待ちの行列が続いた。高まる女性の一人外食需要にも応えた店構え。伸びにくいようにタピオカ粉を練り込み、もちもち食感を持つ生パスタを新開発した。4月からは「炙りたらこのお出汁スパゲティ」がテイクアウト可能に。

[日経トレンディ2020年6月号の記事を再構成]

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