湖池屋は無塩でV字回復 「二郎風」など家で外食の味20年上半期ヒット&下半期ブレイク予測

日経トレンディ

●【上半期ヒット】サバ成分を70%含むチップス

「サバチ」(味源)

缶詰ブームの記憶も残るサバに、新カテゴリーが登場。サバのカルシウムやDHAを含むサクサク食感のチップスだ。タイの伝統的なサバチップスを知った社長・西山泰和氏が企画。受験シーズン真っただ中に発売したところ、1カ月で35万袋の売れ行き。ドラッグストアやコンビニ、スーパーなどに販路を拡大中だ。

●【下半期ヒット予測】休業中の店で出せない食材を自社ECで販売

「おうち塚田農場」(エー・ピーカンパニー)

新型コロナの影響を受け、一斉休業している居酒屋「塚田農場」。店で出すはずだった食材が無駄に廃棄されないよう、自社EC「おうち塚田農場」を立ち上げ、丸鶏や炭火焼きセットなどの販売を4月14日から開始した。注文が相次いでおり、他の飲食店チェーンが倣う可能性はある。

●【下半期ヒット予測】食卓に並べやすい植物肉が台頭

「まるでお肉!」(伊藤ハム)

動物性たんぱく質を含まず、「健康にいい肉」として開発された植物肉。しかしラインアップが少ないのが泣き所だった。そこで伊藤ハムは長年の食肉加工ノウハウを生かし、大豆ミートの「まるでお肉!」シリーズ全8品を20年3月に発売。毎日でも植物肉を食べられる環境を提供する。

●【下半期ヒット予測】食べやすい「昆虫食」が台風の目に

「コオロギスナック」(MNHなど)

海外では以前から高たんぱく食材として知られるコオロギ。それを粉末にして使い、味付けなどを工夫したスナックが日本でも増えている。MNHの「未来コオロギスナック2 近未来ラーメン味」は、虫らしさが一切無く、おつまみとして食べやすい。無印良品も「コオロギせんべい」を発売予定で、手に取る人が増えそうだ。

●【上半期ヒット】レトロでクラシカルなパッケージも評判

「ザ フォンダン ショコラフィナンシェ」(THE TAILOR 阪急うめだ店)

「バターバトラー」「ザ・メープルマニア」など手土産にも喜ばれる洋菓子ブランドを展開するシュクレイ。19年11月に大阪・うめだ阪急に出店した「ザ・テイラー」は早くも行列店として認知されている。スペイン産のガナッシュを詰めたザ フォンダン ショコラフィナンシェなどリッチな味わいを打ち出す。20年3月までの売り上げは計画比118%。

●【上半期ヒット】食べるバターのおいしさを追求

「安納芋バターケーキ」(ナショナルデパート)

フレーバーバター専門ブランド「カノーブル」。瀬戸内レモンバターなど斬新なフレーバーバターを開発し、ECで人気が出て、百貨店での催事出店なども行ってきた。新商品は、低温で焼くことで糖度を45度にまで高めた安納芋と焦がしバターを合わせたバターケーキ。4月には新商品2種が追加された。

●【上半期ヒット】キャンプと肉のブームが追い風

ファッツ・ザ・サンフランシスカン(東京・吉祥寺)でブルドポーク料理の一番人気はハンバーガーだ

米国・ノースカロライナの伝統料理「プルドポーク」を取り扱う店舗が、ぐるなびの統計ではこの2年で約3倍になっている。東京・吉祥寺の「ファッツ・ザ・サンフランシスカン」では豚の塊肉を12時間かけてほろほろになるまでいぶし、バーベキューソースで食べるメニューを提供。一番人気はハンバーガーだ。

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