どうなる「新しい日常」のビジネスマナー 名刺交換は「新しい日常」のスタンダード(下) プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

握手に代わって「グータッチ」が増える?(写真はイメージ)=PIXTA
握手に代わって「グータッチ」が増える?(写真はイメージ)=PIXTA

コロナ後は職場にも「ニューノーマル=新しい日常」が生まれています。これまでのビジネスマナーや振る舞いの常識が変わりつつあり、誰もが手探りのさなかです。社会人になって間もない新人の方々は判断に困ることが多いでしょう。しかし、「できる人」になっていくためにも、変化を取り入れて、柔軟に対応していきましょう。今回はビジネスシーンのマナーや振る舞いの変化、そして、外出時の携行品やマスク選びについても考えます。(この記事の〈上〉は「オフィスデビューの味方 身軽なセットアップと防水靴」




ニューノーマルの変化ポイント

衛生観念、ソーシャルディスタンス、非接触。私たちのライフスタイルやさまざまな行動に大きくインパクトを与えたのは、この3つの変化ポイントではないでしょうか。適切な衛生観念を持ち、人との適切な距離を取り、人やモノに接触する機会を減らすことが、の健康や安全を守るための最低限のモラルとして強く求められるようになりました。

お互いが安心して過ごすために変化が大事なのであれば、適切な行動を取ることも大事ですが、適切な行動を取っていることがきちんと見える、ということも必要です。そのためにも的確に自分を表現し、必要な演出ができる能力は、さらに重要になってきます。身だしなみやたたずまいがきちんと見える人とそうでない人では差がつきます。

テレワークが広がり、新たなコミュニケーションのスキルも必要に(写真はイメージ)=PIXTA

テレワークは、新しい仕事のスタイルとして今後定着していくでしょう。そうなると、直接人と会う機会は、前よりも意味を持つものとなります。短時間で信頼感を構築できる人とできない人との差が広がりそうです。

また、テレワークにつきもののビデオ会議では、人との対話で適切に反応でき、視線や表情でうまく感情表現できることが大きな武器になりそうです。新しい日常では、人間関係を良好にする、「ヒューマンスキル」の重要性が高まっていきそうです。

名刺交換はなくなるのか

「名刺交換はオンラインで」。こんな提言がされていました。名刺交換は新人が最初に覚える必須マナーです。ビジネス習慣として根付いたものですから、すぐにはなくならないと思います。とはいえ、以前と違い、遠慮がちになるかもしれません。「名刺交換をお願いしてもよろしいですか?」と恐る恐る声掛けする、という習慣が生まれるかもしれません。

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握手もしなくなるのでしょうか?
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