アクション大作『S.W.A.T.』 ファン広げ海外ドラマ1位2020年4月 海外ドラマ月間レンタルランキング

日経エンタテインメント!

ロサンゼルスを舞台に凶悪犯罪を解決する特別チームS.W.A.T.の活躍を描くアクション大作が『S.W.A.T.』だ。そのシーズン2が、TSUTAYA海外ドラマ月間レンタルランキングの4月度で1位に初登場した。昨年リリースされたシーズン1がTSUTAYA海外ドラマ年間レンタルランキングで新作1位に輝いたのに続き、圧倒的な人気を集めている。

『S.W.A.T. シーズン2』 (C)2018, 2019 Sony Pictures Television Inc. and CBS Studios Inc. All Rights Reserved.
TSUTAYA調べ、1巻平均のレンタル数をランキング化したもの

『S.W.A.T.』はロサンゼルス市警察所属の特殊武装戦術部隊S.W.A.T.が、強盗、テロリズム、刑務所暴動、麻薬取引、ギャング抗争といった様々な凶悪犯罪に立ち向かう姿を描く。1970年代の人気テレビシリーズ『特別狙撃隊S.W.A.T.』を現代によみがえらせたリブート版だ。『S.W.A.T.』は、全米では17年からCBSで放送が始まり、19年10月からはシーズン3が放送されるヒットシリーズとなっている。

最大の見どころは、映画並みの迫力あるアクションシーン。世界中で大ヒットしたカーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督が製作総指揮にあたっているだけに、派手なカーチェイスや銃撃戦、凶悪な犯罪者との素手での直接対決などは臨場感がたっぷりだ。

主人公のチームリーダー、ホンドーを演じるのはシェマー・ムーア。鍛え上げた肉体を駆使して、危険と隣り合わせのアクションシーンを次々とこなす。彼は犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』のデレク・モーガン役で知られ、日本でも人気が高い。その新たな当たり役となった。『S.W.A.T.』ではプロデューサーも兼ねており、「貧困や格差、銃や家庭内暴力といった米国が抱える社会問題を積極的にドラマに反映させようとしているんだ」と語っている。

シーズン2は、こんなエピソードから始まる。ホンドー率いるS.W.A.T.チームは、廃虚になっているアパートから、人身売買の容疑者がハイチから連れて来た9人の子供を救おうとする。その瞬間、巨大地震がロサンゼルスを襲い、混乱に乗じて容疑者が少年を人質にとって逃げ出す。果たしてチームは、少年を無事に救出できるのか……。

迫力満点のアクションシーンはシーズン2でも健在なのに加え、チームの人間関係やメンバーの私生活がより深く描かれていく。上司との秘密の恋愛関係に終止符を打ったホンドーの前に、魅力的な地方検事代理の女性が現れて新たなロマンスを予感させたり、ホンドーの母親が登場したりする。チームを解雇されて荒れた日々を過ごす元メンバー、ストリートの行動からも目が離せない。

シーズン3では東京が事件の舞台に

『S.W.A.T. シーズン2』ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

蔦屋書店 商品企画本部 映像レンタルの後藤信之氏によると、本作をレンタルするユーザーの男女比は7:3、年代は40~60代がボリュームゾーンで60代がメイン。シーズン1から傾向は変わらないという。「警察アクションものはもともと60代以上のユーザーが多いのですが、本作は70年代にヒットした『特別狙撃隊S.W.A.T.』のリブート版ということで往年のファンも多く取り込んでいます。他のアクションものより女性比率が高いのは『クリミナル・マインド~』からのシェマー・ムーアのファンと考えられます。利用者の裾野が広いことが、高い人気につながっています。シーズン2に入り、各キャラクターのプライベートが明かされるストーリー展開も、ファンの興味を継続させています」

『S.W.A.T. シーズン3』の第13話「Ekitai Rashku」は東京が舞台。小澤征悦、福島リラ、サニー斎藤ら日本人俳優がゲスト出演している。シーズン3はスーパー!ドラマTVで6月26日より日本初放送。6月21日に第13話を先行放送。(C) 2019 Sony Pictures Television Inc. and CBS Studios Inc. All Rights Reserved.

6月26日からはスーパー!ドラマTVでシーズン3の日本初放送が始まる。第13話は日本が事件現場になるエピソードだ。19年12月にキャスト・スタッフが来日して、東京タワーや都庁、新宿にあるロボットレストランなどで撮影したという。日本人俳優の小澤征悦、福島リラ、サニー斎藤らがゲスト出演している。話題が尽きない新シーズンも控えており、ロングランヒットはさらに続きそうだ。

(日経エンタテインメント! 小川仁志)

注目記事
今こそ始める学び特集