ついにオフィスデビュー? 新社会人、装いの心得

2020/5/25
コーデのコツは、スーツにネクタイ、靴、かばんなどアイテムの色のトーンをそろえること
コーデのコツは、スーツにネクタイ、靴、かばんなどアイテムの色のトーンをそろえること

緊急事態宣言の解除もあり、長い期間での在宅勤務から出社に向けてかじを切る企業が増えそうです。とりわけ入社当初からテレワークとなってしまった新社会人にとっては、とまどいが多い2カ月だったのではないでしょうか。オフィス勤務となれば、改めてフレッシュな気持ちになれるもの。ほどよい緊張感を持って、きちんとした服装に気を配りたいものです。スタンダードなスーツ、靴、かばんなどを点検するうえで、参考になる記事をお届けします。




「基本の革靴」 そのポイントは?

足元が決まっていないと、きちんとしたスタイルは完成しません。まして一時流行した、先のとがったひも靴は、クラシックなスーツには合わないものです。最初にそろえるべきスタンダードな靴とは何でしょうか。服飾評論家の石津祥介さんと「リーガル」を訪れ、靴選びのポイントを聞きました。

茶のストレートチップを手におすすめの靴について話す石津祥介さん(左)とリーガルコーポレーションの若松隆行さん(東京都中央区のREGAL日本橋)
同じプレーントゥでもつま先で表情が異なる。右は丸みがあり、左は細くとがり気味
横から見ると違いが一目瞭然。最近は左のようにノーズの長いタイプが好まれるという
手前はひもなしで、ゴルフシューズのようにダイヤルで締める。奥はソールが3層構造になっている

【記事はこちら】「新社会人よ、最初の1足はプレーントゥ」石津祥介氏 リーガルではじめの1足探し(上)  「スニーカーブームが革靴を進化させた」石津祥介氏 リーガルではじめの1足探し(下)

「オン・オフ兼用」も 間違いない革靴

最近のビジネスシューズはオン・オフ兼用で履けるデザイン性と機能性を併せ持つものがトレンドとなっています。登山靴ブランドが手掛けるひも靴や、はっ水性に富んだ革靴など、全天候型の商品のラインアップが充実しています。百貨店の担当者におすすめを聞きました。

バーウィックの靴は3万3000円とお手ごろ価格も魅力
パラブーツは黒、ダークブラウン、ブラウンの3色展開。各7万1500円

パオロバルニのアンライニングのローファー。3万5320円
端正なフォルムのバーカー。4万9500円

【記事はこちら】新生活におすすめ革靴 機能進化、ビジカジにフィット

スーツ姿、かっこよさは「適性サイズ」から

どんなスーツを着る場合でも、もっとも大事にしなければならないのは、サイズ選びです。ヒップが出てしまうような上着の着丈や、あまりにもぴったりしたパンツなどは、スーツスタイルを台無しにしてしまいます。この記事で、自分の服のサイズを点検してください。

「上着の胴回りは握り拳1つが入るくらい余裕があるのがルールです」
このようにお尻が見えるような上着の丈では短すぎる
ジャケットの丈は指の第2関節に合うくらいを目安にしよう

袖からシャツが1.5センチほどみえるのがよいとされる
「スーツは肩で着ます。首、胸、肩がきれいに見えれば決まります」と話す石津祥介さん(左)と水原紳行さん

【記事はこちら】もう迷わない スーツ選び 正しいサイズ「基本のキ」

ネクタイ、きれいに見せる結び方とは?

ネクタイ、かっこよく結べていますか。Vゾーンを粋に見せるネクタイの結び方は、たった2つをマスターすれば十分です。タイドアップしたスーツスタイルが楽しみになるはずです。

プレーンノット。結び目の下に「えくぼ」を付けると立体的に見える
セミウインザーノット。襟元の両側に逆三角形が作りやすく、きれいに見える

前傾姿勢でノットを締めると立体感が出る

【記事はこちら】ネクタイのかっこいい結び方 2つのノットを極めよう

靴やかばんと合わせるコツ

ビジネススタイルでは、靴やかばんといった小物とのコーディネートに悩むこともあります。スタイリスト、小林新さんが重視するのは「色の統一性」です。装いの小物が増えても、色のトーンをそろえればちぐはぐな感じにはなりません。春のセットアップのコーデ術をまとめています。

【写真1】ジャケット2万5920円、ベスト1万1880円、シャツ7776円、パンツ1万2960円/すべてナノ・ユニバース タイ1万5120円/ステファノビジ ポケットチーフ7344円/パオロ アルビザッティ シューズ1万9440円/カルリ 1937 バッグ3万5640円/ボルドリーニ セレリア
【写真5】ジャケット1万4580円、パンツ9504円/ともにナノ・ユニバース Tシャツ2万520円/ストーンアイランド ポケットチーフ7344円/パオロ アルビザッティ ブレスレット1万1880円/ダミーコ シューズ1万5120円/ザ サンダルズ ファクトリー ベルトはスタイリスト私物

【記事はこちら】春物スーツに合わせる小物 色調そろえ統一感忘れずに

「きちんとした格好」が信頼感を生む

ビジネスにおける服装を考えるうえでぜひ読んでいただきたいのが、バッグのキタムラ(横浜市)、北村宏社長のインタビューです。装いとは相手あってこそ。そして服装が、信頼感を得る一助にもなるのです。ビジネス界でもカジュアル化の流れは今後も進みそうですが、きちんとした格好、という一線を守れるかどうかが、社会人としての心得といえます。

「気に入らないのがクールビズだ。お客様を迎えるのに最低限のドレスコードを持っていないと僕はいやですね。だからキタムラではクールビズは許しません」と話すキタムラの北村宏社長(横浜市のキタムラ元町本店)
「ネクタイを締める時にはこうやって襟を立てるでしょ。暑いと緩めますよね。そんな男のしぐさって、ちょっとかっこいいものなんですよ。それなのにノーネクタイなんて……」

【記事はこちら】「キタムラでは、クールビズなどまかりならん」

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