『今日から俺は!! 劇場版』 待ってました感が満載

日経エンタテインメント!

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 2018年10月期に放送され、最終話が12.6%の高視聴率を記録した賀来賢人主演ドラマ『今日から俺は!! 』(日本テレビ系)。映画化されて『今日から俺は!!劇場版』として7月17日より公開される。西森博之の同名マンガを原作に福田雄一監督が描く今作は、80年代のツッパリ高校生たちの姿を描いた青春コメディ。勝つためなら何でもする卑怯者の三橋(賀来)と曲がったことが嫌いな伊藤(伊藤健太郎)の名コンビぶりが爆発的な人気に。幅広い世代からの支持を獲得し、近年のバディ(相棒)作品の代表格となっている。

三橋貴志(左、賀来賢人)「どんな手を使っても勝てばいい」が信条。基本、倍返し。悪知恵は働くが実は仲間思い。伊藤真司(右、伊藤健太郎)信条は「曲がったヤツには絶対負けない」。思いやりの塊。気持ちの底力でパワーが増す (C)2020「今日から俺は!!劇場版」製作委員会

「バディものを描くうえでの鉄則は“ギャップ”。全く違う特徴を持つ2人の力が合わさることで威力を発揮するなと思います」とは、今作のプロデュースを手掛けた高明希氏。「真っすぐな伊藤がいてこその三橋の卑怯。西森先生いわく、マンガも最初の頃は三橋が読者からすごく嫌われていたそうで。連載が増刊号から『週刊少年サンデー』本誌に移る際も編集の方から『伊藤の正義感は少年誌の王道に合う。伊藤がいるからいい』と言われたそうです。

やがて三橋自身に人気の火がついたのも、“あの伊藤が認めた男”という核が明確に描かれたから。そして三橋自身も、いざというときは『あいつは俺より強いぞ』と、はっきりと伊藤への信頼を示す。その友情模様が本当に大事だなと思ったので、ドラマでも最初の1話でしっかりと2人のバディ誕生を描きたいと考えました」(高氏、以下同)

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