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一流ホテル出身職人が作る上質生地のパン 東京・桜台

2020/5/25
表面はサクサク、中はしっとりの「メロンパン」
表面はサクサク、中はしっとりの「メロンパン」

「タイユバン・ロブション(現 ジョエル ロブション)」「マンダリン オリエンタル 東京」などで20年以上パンを焼き続けてきたシェフ・大橋哲雄さんが2017年11月に開いたのが、自身がオーナーシェフを務めるパン店「ブーランジュリー ルニーク(以下、ルニーク)」だ。場所は東京都練馬区・西武池袋線の桜台駅から徒歩1分ほどのところ。桜台駅は池袋駅から下って4つ目の駅だが、ここら一帯は住宅街である。

Summary
1.一流ホテル出身のベーカリーシェフの作った練馬区のパン店
2.なじみのあるパンだが、生地にクオリティーの高さが表れている
3.おいしいだけでなく、お手ごろ価格で日常使いに最適

大橋さんが務めていた「マンダリン オリエンタル 東京」は「ミシュランガイド東京」にて5レッドパビリオンに輝き続けたラグジュアリーホテルだ。そこで12年もベーカリーチーフとして働いてきた、いわばパン職人のエリート。そんなシェフが、なぜ住宅街にパン店をひらいたのだろうか?

「この業界に入った時から、自分の店を持つのが夢でした。『マンダリン オリエンタル 東京』で多くの経験をさせてもらったので、次のステップに進みたいと思い、独立しました。練馬にある桜台に出店した理由は私自身この周辺に長年住んでいて、なじみのあるエリアだったからです」と大橋さんは言う。

輝かしい経歴の持ち主の大橋さんだが、実は東京製菓学校を卒業後、いわゆる「町のパン店」でも勤めていたことがあるという。ちなみに「ルニーク」は奥様と一緒に経営している。

木目調の店内はパン店にしては広々としていて、明るい雰囲気。パンは常時40種類ほどあり、定期的に新商品を導入している。

店名の「ルニーク」とはフランス語で「ユニーク」を意味し、「唯一のパン店を目指す」という思いが込められている。しかし、奇抜で個性的なパン店を目指しているわけではない。

カスタードクリームがたっぷり詰まった「クリームパン」

たとえばクリームパン。

昔ながらの見慣れた形状をしているが、ふっくらと焼きあがった生地の中にはしっかりと卵の味を残したカスタードクリームが隅までたっぷり詰まっている。どこかなじみのある優しい味わいだけど、ふんわりした生地の食感や濃厚なカスタードクリームのクオリティーに、一流ホテルで働いてきたシェフのスキルが表れている。

おまけに、値段が1個180円(税別)とお手ごろなのも魅力的。これなら日常使いもできる。

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