息のむ絶景 いつかは行きたい世界の美しい国立公園

日経ナショナル ジオグラフィック社

2020/5/20

ニュージーランド、フィヨルドランド国立公園

ニュージーランド南島の隅に、氷河が作り出した十数カ所のフィヨルドがある。ボートやカヤック、あるいはスキューバタンクを借りて公園のフィヨルドを探検し、イルカ、ペンギン、オットセイを安全な距離から眺めてみよう。また、この国立公園では、ニュージーランドの自然遊歩道「グレート・ウォーク」のうち3つがあり、流れ落ちる滝、花崗岩の山々、透き通った湖などの美しい景色を満喫できる(PHOTOGRAPH BY MAONAKUB, GETTY IMAGES)

カナダ、バンフ国立公園

1885年に設置されたカナダ随一の国立公園。ターコイズブルーの氷河湖と雪をかぶったロッキー山脈の峰々は、その魅力のほんの一部にすぎない。カルガリーの約130キロ西にある広大な保護区には氷河やカナダ最大の洞窟群、多くの町、スキーリゾート、ゴルフコースなどがある(PHOTOGRAPH BY JENN ACKERMAN AND TIM GRUBER)

スイス、スイス国立公園

スイス唯一の国立公園で、ヨーロッパではかなり早い1914年に設置された。自然のままの景観を保つため、この自然保護区では厳格なルールが敷かれている。ハイカーは正規の歩道から外れてはならず、キャンプも許可されていない。また、冬は閉鎖される。制約はあっても、見所は数多い。アルプスの眺めは圧巻で、花にあふれる牧草地、アイベックスやシャモアなどの動物たちを垣間見られる(PHOTOGRAPH BY ROBERT HARDING PICTURE LIBRARY, NAT GEO IMAGE COLLECTION)

米国、ザイオン国立公園

ユタ州南西部の壮大な大自然の中でも、ザイオン渓谷はこの国立公園の看板と言える。有名な赤い砂岩の崖、人気のスポットやトレイル(ウィーピングロック、ナローズ、エンジェルランディングなど)がある。4月から10月はハイシーズンで、便利なシャトルバスですべての名所を回れる(PHOTOGRAPH BY DESIGN PICS INC, NAT GEO IMAGE COLLECTION)

米国、ハレアカラ国立公園

およそ120平方キロの国立公園は、マウイ島のどこからでも見えるハレアカラ火山にちなんで名付けられた。事前に予約し、火山の頂上からの壮観な日の出と日没を堪能しよう。オヘオ峡谷の池で泳いだ後は、熱帯雨林を通るトレイルを歩けば、絶滅が危惧される多くの種を見られるかもしれない(PHOTOGRAPH BY DESIGN PICS INC, NAT GEO IMAGE COLLECTION)

アルゼンチンおよびブラジル、イグアス国立公園

アルゼンチンとブラジルの国境にまたがる国立公園。国境には、世界で最も荘厳な滝の一つ、イグアスの滝が3キロ以上にわたって広がる。滝を囲む亜熱帯雨林では、この地域に適応して進化した植物と野生動物の生態系が育まれている。地球上のここでしか見られないオオアリクイ、ジャガー、クチビロカイマンに数百種の鳥、そして植物群は見逃せない(PHOTOGRAPH BY MICHAEL MELFORD)

(文 ERICA JACKSON CURRAN、訳 高野夏美、日経ナショナル ジオグラフィック社)

[ナショナル ジオグラフィック 2020年5月3日付の記事を再構成]

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