先輩が就活体験披露 自分らしく、相手の目線忘れずに

2020/6/26

Q 大林さんと菅田さんは特殊な選考枠です。どんな選考でしたか?

大林さん 「ナンバーワン採用」は僕たちの代から始まった採用形式なのですが、誰にも負けないアピールポイントがある人を対象にしているそうです。選考はまず動画を送って、その後に面接という流れでした。僕は「アフリカ大好きナンバーワン」というアピールで行きました。よく採っていただけたなと思いますが(笑)。面接では、なぜアフリカに興味を持ったのか、なぜアフリカのビジネスを商社でやりたいのか、といったことを質問されました。

菅田さん 「フリースタイル採用」という選考だったのですが、まず「プレゼンシート」という、最初にA4の紙1枚に何でもいいから自由に自分をアピールしてくださいと言われました。写真だけでも、文だけでもOK。それを提出した後に会社に呼ばれて、10人くらいの社員さんの前で60分間プレゼンする、という流れでした。内容も進め方も自由で、僕の場合はプレゼンの途中で社員の方にテストを受けてもらいました。「若鶏の唐揚げって、生後どれくらいのものを食べているでしょうか?」とか。面接というより、食料廃棄の問題を啓発しにいこうというテンションで行きました(笑)

Q 面接は緊張する、堅苦しい雰囲気に飲まれて自分らしさが出せない、と悩む就活生も多いです。面接で心がけていたことは?

菅田さん 話すときに僕がよく意識するのは、大学のゼミで教わった独自のフレームワークで、「PCCP」(フィロソフィ、コンセプト、コンテンツ、プログラム)という考え方です。社会問題の解決を考えたときに、まずどんな世界を作りたいのかという信念、フィロソフィが軸になる。そしてコンセプトや具体的なコンテンツを考え、プログラムを実際に作ってどんどん磨いていけ、ということを先生から教わりました。ふと急に質問された時でも「PCCP」に沿いながら話せば、軸の通ったしゃべりができます。

中村さん 例えばモデルの活動って、そのまま言ったら承認欲求の塊のように思われる懸念がありますよね。だからモデルの活動を通して「こう表現してね」と決められたものを表現するよりも表現の仕方を考える方が好きだと思ったなど、相手に受け入れられそうな表現を意識していました。これは自分の就活の後悔にもつながっているんですけど、最初は「とんがり」をそのまま主張しても受け入れてもらえなかったケースが多かったんです。だからどういう形だったら、自分がその会社で成長していくイメージを持ってもらえるかなと考えていました。自分の思いや経験を相手の「言語」に書き換えるようなイメージですね。

Q 何をやったらいいかわからないという大学1~2年生にアドバイスは?

菅田さん 僕は大学1年生のうちから、とりあえずやりたいことをいっぱいやってみようと思って多くのサークルに入ったけど、これを4年間続けても意味ないなと思ったから全部やめたという経緯があります。そんな僕からの提案は、やりたくないことを探すということです。好きなことを探すって難しいじゃないですか。でも生理的に無理なことって、結構変わらない。僕の場合は食べ残すというのが、生理的に受け付けないくらいに嫌いなことなので、そこから考え始めました。ちょっとした違和感をメモするのもおすすめです。それをこなしたり、解消したりすることによっても、自分の方向性がクリアになるんじゃないかと思います。

大林さん 自分の好きなことをやったらいいですよね。何かやったら、その先に違う興味が生まれると思うので、どんどん行動していって、それが自分という人間を作っていくことになる。大学1年生のときから就活のために何をするというよりも、気がついたら就活していた、みたいな方がちょうどいいんじゃないですかと、僕は思います。

中村さん 私の経験から言えば、後悔しないように1~2年生から就活しても、絶対後悔は出てくると思います。でも後悔するたびに、ちゃんと路線変更していけたらいいかなと思います。これが就活で評価されるみたいなエリートコースがあるわけではないので、大林さんが言うように、自分の興味を持ったことをやってみて、最後に選考の場で自信を持ってアピールするために、その会社の言語に合わせるということだけを忘れないようにすれば、特に問題はないのかなと思います。

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