コロナ危機で求人増やす企業も 採用強気業種の共通点エグゼクティブ層中心の転職エージェント 森本千賀子

採用に積極的な企業を転職先候補に

・特徴2 コロナ禍の影響でニーズが高まっている企業

コロナの影響でニーズが高まり、売り上げを伸ばしている企業もあります。マスクや消毒液などのメーカー・販社はもちろん言わずもがなですが、例えば、企業のリモートワークやセミナーのオンライン化が拡大する中で「ウェビナー(=ウェブ+セミナー)」という言葉も生まれています。オンラインミーティングやオンラインセミナーに必要な周辺機器であるパソコン、ウェブカメラ、スピーカー、マイクなどは品薄状態が続いています。

誰もがユーチューバーやウェビナー講師として動画をアップすることに抵抗がなくなったことに伴い、画面上で肌を明るく見せる、いわゆる「女優ライト」と呼ばれるような照明器具なども売れているようです。このように需要が伸びている企業からは、営業、マーケティング、バックオフィスなど、幅広い職種の求人が出てきています。

なお、オンライン採用面接のシステムを開発・販売するIT(情報技術)企業には、対応しきれないほどの受注が殺到。営業やカスタマーサクセスなどの募集を急きょ強化したという例もあります。

このほか、学校の休校を背景に、ゲーム関連、オンライン学習塾、オンライン英語塾などもユーザー登録が増加。お店の休業や外出自粛により、電子商取引(EC)や物流関連の企業も業務が拡大しています。ライブ配信の動画を見ながら商品を購入できる「ライブコマース」といった市場も生まれつつあります。また、こうしたオンライン化のインフラを支える企業からのエンジニアニーズも、以前にも増して高まっており、売り手市場となっています。

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コロナ禍は商機や新市場を広げた面も
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