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六本木アマンドにテークアウト拠点 高級和食店も登場

新型コロナウイルスの影響から、4月より新和食店「HAL YAMASHITA」の山下春幸シェフが販売を始めた健康弁当「減塩・減油対応/淡味新和食弁当」
新型コロナウイルスの影響から、4月より新和食店「HAL YAMASHITA」の山下春幸シェフが販売を始めた健康弁当「減塩・減油対応/淡味新和食弁当」

東京・六本木の「アマンド」と言えば、誰もが知る待ち合わせスポット。飲食店が新型コロナウイルスによる営業自粛要請で翻弄される中、その「アマンド 六本木店」が新しい名物スポットになりつつある。港区内の飲食店に1階店内の一部を無料で貸し出し、弁当などのテークアウトコーナーになっているのだ。

プロジェクトの中心となっているのは、六本木の東京ミッドタウンにある東京本店をはじめ、国内外で新和食店「HAL YAMASHITA(ハル ヤマシタ)」を展開する山下春幸オーナーシェフ。同店は、米カリフォルニア州ナパでも店舗を展開している。米国で最初にロックダウンへと動いた州であるカリフォルニアでは、「すぐに警察官が店に来て、テークアウトに車で訪れるお客様が駐車できるスペースを、テープで区切って設けてくれた」(山下シェフ)と言い、シェフも早くから危機意識を持っていた。東京でも早々にテークアウト営業に向けた準備を始めていたという。

「アマンド 六本木店」の店内。山下シェフの呼びかけで集まったさまざまな店の商品が並ぶ。営業はランチタイムのみ。写真は4月27日の様子。この日の参加店はまだ10店に満たなかったが、5月1日には15店に

東京ミッドタウンの店をはじめ、多くが大型商業施設に店を構える「HAL YAMASHITA」では、緊急事態宣言に伴うビルの閉鎖と共に厨房も使えなくなった。そこで、研究開発用のキッチンを活用し、まずは「HAL YAMASHITA 東京本店 デリバリー」として、東京本店がある港区と隣接する渋谷区限定のデリバリーサービスとして弁当などの提供を開始した。そうした中、アマンドの社長から声がかかり、六本木店での販売が始まったという。そして山下シェフは、「自店だけではなく、同じ区内の店を応援したい」と、港区内の店に「一緒に販売しましょう」と自身のフェイスブックを通じて呼びかけた。

当初は、路面に向け小さな窓口を設ける形で販売していたが、参加店舗が増え、アマンドの店内で営業するようになった。シェフが立ち上げたフェイスブックのサイト「コロナに負けるな!【港区とその近く】飲食業、美味しく笑顔のテイクアウトレストラン」によれば、5月1日現在15店舗が参加。人気商品は1時間もしないうちに完売する。「東京駅の駅弁店のように、さまざまな飲食店のテークアウト商品が並び、お客様が楽しめるようにしたい」と山下シェフは言う。

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