M-1王者ミルクボーイに大反響 IndeedのCM好感度2020年3月度 CM好感度月間ランキング

日経エンタテインメント!

CM総研の関根心太郎代表は、人気CMシリーズへの期待感、旬のミルクボーイを起用したスピード感、ファン心理をくすぐるフレーズの巧みさが人気の理由とみている。「昨年12月に始まった『Indeed CMオンエアバトル』には、これまで銀シャリ、ジャルジャル、野性爆弾、笑い飯、千鳥といった面々が出演していたことから、『次は誰が出るのか?』という視聴者の期待感も高かったようです。人気CMシリーズの蓄積効果に加え、人気上昇中のミルクボーイをいち早く起用したことで、さらに注目度を高めたのではないでしょうか。CMでは『コーンフレーク』『おかん』といったM-1で披露したネタを連想させるフレーズも盛り込むなど、ファン心理をくすぐる掛け合いも効果的だったと思われます」

柳沢慎吾が企業の人事担当者にふんする「Indeed やるじゃない!月間訪問数No.1」編

Indeedでは調査期間中に、柳沢慎吾を起用した企業向けの新CM「Indeed やるじゃない!月間訪問数No.1」編などもオンエア。「~月間訪問数No.1」編はバスの中で、柳沢ふんする人事担当者が「インディードがあるじゃない。って言うけど、応募来ねえだろ」とつぶやくと、周囲の乗客が口々に「応募してます」「使ってます」と名乗り出て、「月間訪問数No.1」の文字とナレーションに続いて、柳沢が「インディード、やるじゃない!」と叫ぶ。Indeed Japanの佐藤氏は「採用にお困りの人事に関わる方全般がターゲットですが、なかでも中小企業の方を意識しています。Indeedの強みや利便性をより明確に打ち出すことを意識しました」と言う。3月度の銘柄別CM好感度を獲得したメインはミルクボーイの新CMだが、柳沢の新CMも得票している。

CM展開は新たなフェーズへ

IndeedのCMといえば、斎藤工と泉里香が様々な職業にふんして「仕事(バイト)さがしはインディード♪」と繰り返す連呼型CMを2017年からスタートさせて強い印象を残した。Indeed Japanの佐藤氏によると、「ジングルは継続して使用しておりますし、シリーズとして終えたわけではありません」とのこと。「斎藤さんと泉さんを起用し始めた当初は、まだまだIndeed自体の認知が低い状況でしたので、まずは『Indeed』というサービス名を覚えていただくことを目的としていました。現在では認知度も上がってきましたので、よりサービス内容を深く知っていただくこと、より多くの方に利用していただくことを意識したフェーズへ移行しきています」と言う。

今回だと、主に仕事を探している求職者に向けてはミルクボーイのCM、人材を採用したいと考えている企業の人事担当者に向けては柳沢のCMと、異なったアプローチが功を奏して、Indeedとして高いCM好感度を獲得した。「今後も新しいアプローチは検討していきます」(佐藤氏)というから、多岐にわたるサービスと同様、CM展開でもシリーズの幅が増え、話題が広がりそうだ。

(日経エンタテインメント! 小川仁志)

■調査対象期間:2020年2月20日~3月19日(東京キー5局)
■当月オンエアCM:全2451銘柄
■東京キー5局でオンエアされたすべてのCMを対象に、関東在住の男女モニター3000人に、好きなCM・印象に残ったCMをヒントなしに自己記述してもらい、その得票数を足し上げたもの
■同商品の複数作品にオンエア・好感反応がある場合、代表作品は最もCM好感度の高い作品
■企業・銘柄名・作品名はCM総合研究所の登録名称であり、正式名称と異なる場合がある
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