文革を生きた庶民の姿に力点 日経読書面今週の5冊2020年4月25日付

毎週土曜日付の日本経済新聞の読書面で、評者の署名入り書評を掲載した本を紹介します。書評は日経電子版で読むことができます。

 

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文化大革命(上・下) フランク・ディケーター著

>>日経電子版で書評を読む 「したたかに生きる庶民の姿」

原題=THE CULTURAL REVOLUTION(今西康子訳、人文書院・各3000円) ▼著者は香港大人文学院講座教授。中国共産党の公文書館資料を使った研究の先駆者。邦訳書に『毛沢東の大飢饉』。 ※書籍の価格は税抜きで表記しています


彼女の体とその他の断片 カルメン・マリア・マチャド著

>>日経電子版で書評を読む 「不安との発展的な対峙とは」

原題=HER BODY AND OTHER PARTIES(小澤英実ほか訳、エトセトラブックス・2400円) ▼著者は86年生まれ。本書で9つの賞を受賞。 ※書籍の価格は税抜きで表記しています


教皇たちのローマ 石鍋真澄著

>>日経電子版で書評を読む 「パトロンが生んだ美術の都」

(平凡社・2800円) いしなべ・ますみ 49年生まれ。成城大名誉教授。専門はイタリア美術史。著書に『ベルニーニ』『フィレンツェの世紀』など。 ※書籍の価格は税抜きで表記しています


生命の〈系統樹〉はからみあう デイヴィッド・クォメン著

>>日経電子版で書評を読む 「寄せ集めでできた我らの体」

原題=THE TANGLED TREE (的場知之訳、作品社・3600円) ▼著者は英オックスフォード大卒の作家。邦訳書に『ドードーの歌』など。 ※書籍の価格は税抜きで表記しています

「シェルパ」と道の人類学 古川不可知著

>>日経電子版で書評を読む 「自然を畏れ 立ち現れる「私」」

(亜紀書房・3200円) ふるかわ・ふかち 82年埼玉県生まれ。人類学者。専門は文化人類学、ヒマラヤ地域研究。共訳書に『ソウル・ハンターズ』。 ※書籍の価格は税抜きで表記しています


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