Men's Fashion

「通勤スニーカー」多彩に 選び方・コーデをおさらい

How to

2020.5.2

この2年ほどでスニーカー通勤がすっかり定着しました。カジュアルな装いだけではなく、ビジネススーツに合わせる人もずいぶん目にします。一方で、色やデザインがますます多様になるスニーカーを前に「どれを選んだらよいのか分からない」という人も多いことでしょう。オンのスタイルに履くスニーカー選びのコツや、コーディネートで気をつけることなど、参考になる記事をまとめてお届けします。




注目の黒スニーカー、白いソールで軽やか

やはり無難と選ぶ人が多いのが黒スニーカー。長く流行が続いています。黒でも軽快感を出したいならば、ソールが白のものを選ぶこと。周囲の人とかぶらない、個性派が続々登場しています。

複数の層になった波のデザインと、フルレングスのビジブルAirユニットが特徴の一足。ダッドスニーカーのブームにより、現在人気を博している NIKE(ナイキ) / Air Max 98(エアマックス98) / 1万9440円税込み

刺しゅう入りのシュータンとレトロなデザインが目を引く一足。変わったメッシュの入れ方をしている変わり種 Adidas(アディダス) / YUNG-1 / 1万7280円税込み

オリジナルソールを開発する稀有(けう)なシューメーカーが展開する一足だけあって、作りは本物。履き心地の良さと機能性の高さにお客さんも高評価をしているという Suvsole(サヴソル) / Run001Nu / 2万7000円税込み


【記事はこちら】今が旬の黒スニーカー、ソールは白で軽やかに

白スニーカー、ビジネスでもアリ

スーツに合わせることを考えたとき、白スニーカーは敬遠されがちです。「それは違う」と言うのが服飾評論家・石津祥介さん。軽快感、という本来の趣旨を考えれば、白は実はベストな色なのです。

(左から)ニューバランス、コンバース、ナイキのスニーカーをビジネススタイルのパンツに合わせてみる。パンツの丈は短めが鉄則

ラコステのシアサッカーのジャケットにニットタイを合わせた。足元はコンバースでぴたり

ニューバランスのグレーのスニーカーもお気に入りの一足だ。「スタンダードな形がいいんですよ」と話す石津祥介さん


【記事はこちら】ビジネスマンよ、「スーツに白スニーカー」を恐れるな

「外しすぎない」コーデがコツ

ビジネスカジュアルの定番である、白のボタンダウンシャツとチノパン、カーディガンに合うスニーカーは? ビジネススタイルに合う、外しすぎないスニーカーコーデをプロに聞きました。

シャツ 1万4580円(クリーブ)、ボトムス 2万1384円(ビルズカーキ)、ベルト 1万584円(ウォルナッツ)

【記事はこちら】通勤にふさわしい「スエード×メッシュ」のスニーカー

高級ブランドのスニーカー、どこが違う?

上質さ第一で選びたい、というならば、本格靴ブランドが手掛けたスニーカーを選ぶのが間違いないでしょう。テーラード仕立ての服とも相性ぴったりです。

素材も上質 (1)J.M. WESTON/ジェイエムウエストン、(2)TOD’S/ トッズ、(3)SANTONI/サントーニ

【記事はこちら】履いて感じる上質・優雅 高級靴ブランド革スニーカー

オールレザーで落ち着き演出

クラシックなスーツスタイルを崩したくない人は、老舗ブランドのオールレザースニーカーを。上品なスエード素材も、落ち着いた品の良いイメージを出すことができます。

ニューバランスのメイドインUKモデル

【記事はこちら】通勤スニーカーを選ぶなら まずは単色オールレザー

革靴とスニーカーのハイブリッド

軽快感はほしいが、仕事柄スニーカーを履くのは厳しい、という人は、スニーカーソールを用いた革靴に挑戦してみましょう。足元の軽やかさに驚くはずです。

4万5000円/コール ハーン(コール ハーン ジャパン)

2万4500円/ピコリノス(ピコリノス・スピンラボ)


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