Men's Fashion

お出かけできる日を待ちながら 気分をあげる休日靴

トレンド

2020.5.10

MEN'S EX

お出かけもままならない日々だからこそ、オフの装いに合う軽快な靴を見つけたくなる。足元のおしゃれを思い描き、気分を高めてみては?




大人だから、“春”と“最旬”先取りはちょっとリッチな革エスパで

暖かさ増すこれからは、エスパで春らしい軽快な洒落感の先取りを。特にレザーアッパーのものなら歳相応の上品さをもって装える。

01. ■HEREU(ヘリュー)
軽さ控えめな艶ブラック

ジュート巻きのリゾート感と、アッパーの艶やかなブラックレザーの組み合わせが新鮮な印象だ。また、甲部分のエラスティックラバーは履き心地を担保しつつも、装いのアクセントになる。4万5000円(トゥモローランド)

02. ■SERGIO ROSSI(セルジオ ロッシ)
控え目な肌露出が品を保つ

履き口を狭くすることで、甲の露出を控えめに。ホワイトのレザーもクリーンな印象を後押し。内側のライニングがアッパーを保形し、上質な印象を崩さないで長く履ける。6万1000円(セルジオ ロッシ カスタマーサービス)

03. ■A.TESTONI(ア・テストーニ)
春はエスパ、夏はスリッパ

丸みのあるラストのエスパが多い中、紳士靴に近いシルエットのそれは街での装いにより馴染みがよい。アッパーはレザーの編み込みで、ヒールは踏み潰せばスリッパとしても履ける。8万4000円(ア・テストーニ 銀座本店)

04. ■SOLOVIERE(ソロヴィエール)
甲のドレープが上質革の証

柔らかなスエードの風合いは、足を入れずとも履き心地のよさが伝わる。レースで絞ったルームシューズのようなデザインも、リッチでエレガントな大人らしい装いを後押し。4万8000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)

大人の春コーデは軽さと気品のバランスを

ボーダーに春の軽快さを覗かせながら、ジャケットとパンツは共にシックな茶系でまとめる。大人の春コーデには、そんな足し引きが重要。ジュートソールにレザーを乗せたエスパドリーユは、まさにその加減を心得る。

ブルゾン5万9000円/キャプテンサンシャイン(キャプテンサンシャイン)ジャケット4万8000円、パンツ2万8000円/以上バレーナ(トゥモローランド)カットソー2万3000円/オーベルジュ(ビームス 六本木ヒルズ)メガネ〈スタイリスト私物〉靴は上のソロヴィエールと同じ。

お洒落は足元から。だから、春気分も色(カラー)スエードから!

春の足元のお洒落はエスパが本命だ。だが、まだ少し肌寒い日には、靴下を履きつつ陽気な春気分を色使いで盛り上げられる、カラースエードシューズが活躍する。

JOSEPH MALINGE(ジョセフ マランジュ)
ビビッドすぎない渋い赤はカラーシューズ入門にも最適

艶気あるエンジ色も、スエードでなら落ち着いた印象に。優雅なチゼルトウや、フランス靴らしい色気のあるデザインも、春らしい軽さを纏う。7万4000円(ワールド フットウェア ギャラリー 神宮前本店)

パンツ3万2000円/セラー ドアー(アントリム)ソックス〈スタイリスト私物〉

BARNEYS NEW YORK(バーニーズ ニューヨーク)

スリッポンとダブルモンクを融合した、個性的なデザイン。深みのあるカーキグリーンを纏ったスエードが、軽さと適度な上品さを両立する。3万円(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)

TOD’S(トッズ)

ゴンミーニのアッパーに、ラバー製のカップインソールを組み合わせたハイブリッドモデル。コブラヴァンプのアッパーと共に、ライニングもインソールもすべてイエローで統一される。6万9000円(トッズ・ジャパン)

CORTHAY(コルテ)

トウへと向かう急傾斜が色気ある「コルテ-アルカ」。ロングノーズのグラマラスなシルエットをスエードが程よく中和。とはいえアマゾンと名付けられたグラデーションカラーにあくまでも色気を残す。21万円(メゾン コルテ青山)