普段よく見かける菓子などに使われているチャック付きの袋。しかし開封するときに必ずごみが出てしまう。そんなごみを出さない袋が開発されました。
普通チャック付きの菓子袋は、チャックより上で袋全体を密閉しています。そのため開封するときには、チャックの上の部分を切るため、ごみが出ます。
しかし、ミューパック・オザキが開発した「ミラクルパック」はチャックの下が密閉されているため、開ける前に切る必要がなく、ごみが出ません。
密閉部分のフィルムに、レーザーで細かい切り込みを入れることで密閉性を高めています。さらに手で押し広げると簡単に開くようになっています。
ミューパック・オザキの尾崎育子社長は「ごみをなくすことが地球環境に一番やさしい。使う人が切り取って捨ててしまうこともあるが、ごみが出ないようにすれば捨てることもなくなるのではないか」と言います。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2020年2月27日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
(C)テレビ東京
[PlusParavi(プラスパラビ) 2020年4月2日付記事を再構成]