新バラエティ女王は朝日奈央 滝沢・池田・指原が続く

日経エンタテインメント!

11位以下には、12位に河北麻友子、23位に堀田茜、29位に谷まりあと、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の“出川ガール”が3人ともランクインした。河北と並んだ12位のギャルタレント・木村有希(ゆきぽよ)はみちょぱと同傾向で、レギュラーはないものの番組数が多い(21番組)。自宅を公開したり、ロケで気さくに一般の人と触れ合ったりとオープンな性格はバラエティに向いている。14位の小島瑠璃子は、レギュラーの情報番組がカウント対象外となったため、今回はこの位置だった。

川田&みな実アナが強い

元局アナでは、14位に川田裕美、16位に田中みな実が入った。川田は『この差って何ですか?』(TBS系)で仕切りの手腕を発揮しながら、他番組ではあんこへの偏愛や特異なスキップ姿など、お茶目な一面を見せている。田中は、局アナ時代からのレギュラー2本がベースとしてありつつ、他番組では現在ブレイク中の“あざとかわいい”キャラ全開でまい進中。

19位は女優の夏菜。『かみひとえ』では、朝日と同じく準レギュラーの位置にいるほか、ゲスト出演も増えており、歯に衣着せぬ発言でバラエティでもおなじみの顔に。女優では、25位の大政絢や27位の広瀬アリスのように、レギュラーに起用される例があり、特に大政は2番組を持つ珍しいケース。スポーツ界からは、元サッカー選手の丸山桂里奈が21位、元フィギュアスケート選手の村上佳菜子が28位に入った。

ここ1年でのニューフェイスでは、22位のファーストサマーウイカと、25位の王林の飛躍が目覚ましい。ウイカは元アイドルグループ「BiS」のメンバーだが、劇団員の過去もある苦労人。『人志松本のすべらない話』(カウント対象外)に出演するほどトークがうまく、演技も歌もできる芸達者ぶりで、さらに活躍の場が広がりそう。青森のご当地アイドル「りんご娘」リーダーの王林は、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などで、津軽弁でのトークや天然キャラが注目されるように。青森在住ながら『THE突破ファイル』(日本テレビ系)のレギュラーを獲得し、人気が全国区になりつつある。

モデルが一大勢力に

ランキング上位30位に入った人たちの出身ジャンルの割合を示したもの。ランキングには入らなかったが、バラエティ出演が一定数あった人たちを「NEXT」候補としてピックアップした

ここまで見てくると、現在活躍する女性バラエティタレントの出自は多岐にわたることが分かる。円グラフは、上位30位に入った人たちの出身ジャンルの割合。最も勢いがあるのはモデルだった。次にアイドル、女優と続く。小島瑠璃子のような“純粋培養”での成功は、珍しい部類に入る。

ランキングには入らなかったが、注目の顔として見逃せないのは、モデルではトラウデン直美。時事ネタでのコメントも冴え、引っ張りだこになりそう。アイドルでは、NGT48メンバーの中井りかが異色の存在。自身のパーソナリティーをメインにした番組『今日から友達になれますか?』(フジテレビ系、現在は終了)を持つほか、平日夕方の帯番組『青春高校3年C組』(カウント対象外)では“副担任”として抜群の仕切りのうまさを発揮していた。女優では、森川葵が『それって!?実際どうなの課』(日本テレビ系)にレギュラー出演しており、ロケ企画ではスペシャリストに弟子入りする企画で、新たな魅力を開花させている。

【調査方法】
45歳以下の女性タレント(芸人を除く)を対象に、バラエティ番組に出演した回数をカウント。調査期間は2019年11月1日~2020年2月7日。NHK総合+在京5局の地上波(関東地区)で放送されたバラエティ番組が対象(ワイドショーやニュース、情報色の強い番組、平日夕方の番組、通販番組を除く)。特番と、放送が月1回以下の番組は対象外とした。

(ライター 内藤悦子)

[日経エンタテインメント! 2020年4月号の記事を再構成]

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