お金がたまらない 財布をむしばむ3つのNGワード

買い物の際は「目的のものだけしか買わない」という強い心構えを持ち、それ以外は見ないようにする、あるいは出かける前に買うべきものをメモして、それ以外は買わないといった工夫をしてはどうでしょうか。

「ごほうび」

自分でも「これはちょっと無駄遣いかもしれない」とうすうす感じているような場合でも、罪悪感をなくして買い物を正当化してくれる魔法の言葉、それが「ごほうび」です。「今週はよく働いたから」「今年は頑張ったから」といった理由をつけて「ごほうび」にしてしまえば、無駄遣いに見えなくなります。

「ごほうび」は悪いことではありません。でも、衝動買いの理由に使うのはNGです。お店やネットで見つけて、「ちょっと高いかも。でも今月はがんばったから」といって買うのは、ただの無駄遣いです。ごほうびがあまりに頻繁だったり、高額すぎたりするのもいけません。

ごほうびが行き過ぎないように、回数や金額に枠を設けておくとよいかもしれません。例えば、「1カ月に一度、○○でちょっとぜいたくなランチ、○○円まで」とか「年に一度はボーナスで国内バカンス、予算○○万円」といった具合です。そうすれば価値や満足感がもっと高まります。ごほうびは上手に使うことが大切です。

ついやってしまいがちな「なんとなく」「ついで」「ごほうび」。これをなくせば無駄な支出が減り、そのぶんを貯蓄することができます。きちんと貯蓄できているという人も、この3つをなくすことで、貯蓄に回す額を増やせます。NGな支出がないかどうか、日ごろの行動を振り返ってみてください。

馬養 雅子(まがい・まさこ)

オフィス・カノン代表。ファイナンシャルプランナー(CFP)、1級ファイナンシャルプランニング技能士。千葉大卒。法律雑誌編集部勤務、フリー編集者を経て、ファイナンシャルプランナーとして記事執筆、講演などを手掛けてきた。著書に「だれでもカンタンにできる資産運用のはじめ方」(ナツメ社)など。http://www.m-magai.net
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