2020/4/23

不安な今こそ「朝のルーティン」を変えよう

慣れない変化で生活のリズムが狂ってしまい、思うように物事が進まないとき、意志が弱い、時間の使い方が悪いと自分を責める必要はありません。人は誰でも面倒くさいことは嫌いで、変化を嫌うものです。「意志」や「やる気」で物事を推し進められる人は一握りです。従って、「意志」や「やる気」に依存せず、半自動的に物事を進める仕組み作りをすれば良いのです。今まで慣れ親しんだ仕事のやり方を大きく変えなければいけない今こそ、「意志」や「やる気」に頼らず、「仕組み」としてスムーズに取り組めるよう、仕事の手順を整えることが大切です。

今は世界全体が無理やりにでも変換を求められる時期です。この状況を嘆くのは簡単ですが、ピンチをチャンスに変えられるのも私たちです。せっかくなので、このタイミングを「意志」や「やる気」に依存しない「パフォーマンス最大化」の仕組み作りをするチャンスだと思って取り組んでみませんか? 日々繰り返すことで自動的に物事が進むようなタスクリストを「モーニングルーティン」として朝イチで作ってみましょう。

朝のスッキリとした頭でタスクをまとめる

最近はYouTubeで芸能人や有名人が美容や健康に良い朝の習慣を「モーニングルーティン」としてアップしています。

「モーニングルーティン」という言葉から、「意識高い系」の人がやっている美容や健康に関する習慣だとイメージする人も多いと思います。自分に関係ない、と思ってしまうのも無理はありません。

ここで提案する「モーニングルーティン」は、美容や健康に関する習慣ではなく、1日の仕事をタスク化する方法です。むしろ「意志が弱い」「意識が低い」と自覚している人ほど、モーニングルーティンを作ることをおすすめします。なぜなら、意志ややる気に左右されず、半自動的に結果がでるようなパターンをラクに実施するための方法だからです。

朝のスッキリとした頭で、邪魔が入らない状態のうちにしっかりタスクを決めておけば、あとは決めたことを迷いなく進めるだけ。余計な情報に惑わされて作業を中断してしまう誘惑も断ち切ることができます。

タスク分けのコツは量でなく質を見る

やろうと思ったことがなかなか進まず、やり残しの罪悪感にさいなまれる人は、タスクの数にこだわりすぎるため、質をおろそかにしていることが多いようです。優先順位の低い「すべきこと」をいくらチェックリストから消しても充実感は得られません。むしろ「これこそが重要!」というタスクを1日1つ消せただけでも大きな充実感が得られるものです。

そこで、普段のタスク分けにひと手間を加え、タスクの重みにグラデーションをつけてみることを提案します。具体的には4色ボールペンで緊急×重要の軸でタスクを色分けしてみましょう。その上で、「緊急でない×重要」にあたる「種まきの赤」をやりきることを意識してみてください。図の数字は、人生においての重要度を表しています。

目の前のことに追われて右往左往してしまうのは、「種まき」以外のことがスケジュールからあふれているときです。今比較的時間的な余裕があるこの時期こそ「種まき」をタスク化して進めていきましょう。

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現実逃避に掃除をするのを防ぐには?