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JR東、エキナカを楽しく 12駅に特化型エキュート

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日経クロストレンド

JR東日本リテールネット(東京・新宿)がエキュートの新業態「エキュートエディション」に力を入れ始めた。従来のエキュートは総菜やスイーツ、雑貨などさまざまなジャンルの店を集めているのが特徴。これは「手土産や弁当など駅を利用する人にとって需要が高いものや、移動の合間にさっと買えるものを基準として選んでいる」(JR東日本リテールネット デベロッパー営業部リーシング課兼新規開発PTの寺迫浩司次長)ためだ。

エキュートエディションでは展開する駅やマーケットに合わせ、店のジャンルをある程度統一する。19年11月に開業した「エキュートエディション渋谷」は生菓子などのスイーツに特化した。20年7月には3駅に開業する予定で、横浜駅の施設は飲食店がメインだ。「(横浜駅の)エキナカにはカフェしかなかったので、ゆっくり食事ができるようにレストランなどを整備する」(寺迫次長)。

今後は20年7月までにJR東日本の12駅でエキュートをはじめとしたエキナカ商業施設の刷新と新規開業を進めていく。

「売店しかなかった」原宿駅にカフェを開業

3月には原宿駅の新駅舎に「猿田彦珈琲」の新業態を開業した。原宿駅は木造の旧駅舎の老朽化に伴い、3月21日から新駅舎を利用している。その駅舎の2階に開業したのが「猿田彦珈琲 The Bridge(ザ ブリッジ)」だ。同店を手掛けるのはコーヒー専門店の猿田彦珈琲(東京・渋谷)。店舗立ち上げと同時に新たなコーヒーのブランド「The Bridge」も発表した。高級豆として知られるゲイシャ品種を使ったコーヒーや、ウイスキーの樽(たる)で寝かせた後に焙煎(ばいせん)したバレルエイジドコーヒーなどを同店限定で提供する。[注]

店内は日本の路地をイメージし、日本らしさを感じさせる色使いでまとめた。全140席と駅直結のカフェとしてはかなりの規模だ。「旧駅舎には売店しかなかったので、待ち合わせなどに利用できる場所が必要だと考えた」と、店舗の開発を担当した寺迫次長は話す。

JR東日本リテールネットは改札から出ずに手土産や弁当が買える利便性を訴求し、「エキナカ」というマーケットをつくってきた。また、開業当初からキャッシュレス決済を採用している。乗り換えなど時間が限られる中、現金をやりとりせずに買い物ができるのは利用者にとって大きなメリットだ。

立地や利便性だけでなく、商品自体の魅力が評価されたという自負もある。例えば弁当。集めたものをただ売るのではなく、新幹線内で食べやすいようにサイズを小さくする、二段仕様にするなど、オリジナル商品の開発を行った。その知見を生かして菓子や総菜を扱う企業と組み、新しいブランドも立ち上げている。原宿駅の「猿田彦珈琲 The Bridge」も、こうした協業の一環だ。

有楽町駅の施設も飲食店が中心だ。駅周辺に飲食店が多いエリアだが「それだけマーケットが大きいということ。周辺の利用客を取り込みたい」と寺迫次長は話す。一方、飯田橋駅は乗り換えの際の出入り口としてのニーズを満たすため、コンビニなどの物販をメインにする。

キャッシュレス決済はここ数年で広がった。また寺迫次長も指摘する通り、利用客の多い駅には商業施設や飲食店が充実している。エキナカ商業施設は利便性以外でどこまで訴求できるのか。エキュートが新展開で目指すのは、まさにその点だろう。

[注]東京都の自粛要請により、現在は休業中(5月7日時点)

(ライター 樋口可奈子 写真提供/JR東日本リテールネット、猿田彦珈琲)

[日経クロストレンド 2020年4月9日の記事を再構成]

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