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ハズキルーペ、ユナイテッドアローズとコラボの理由

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日経クロストレンド

眼鏡やコンタクトレンズの上からかけられる拡大鏡「ハズキルーペ」が、アパレルブランド「ユナイテッドアローズ」とのコラボ商品を発売。セレクトショップと手を組み、ブランドイメージの向上を目指す。

洋服に合わせやすい「ラメなし」ハズキルーペ

2020年3月6日に発売された「HAZUKI for UNITED ARROWS(ハズキ・フォー・ユナイテッドアローズ)」の特徴は、シンプルな黒一色のフレーム。定番商品は豊富なカラーリングとラメ入りのフレームだが、コラボ商品は洋服との合わせやすさを考えてラメのない、すっきりとしたデザインに仕上げた。

フレームの「HAZUKI」ロゴも同色で統一し、目立たせていない。価格は定番商品と変わらず、標準サイズの「ハズキ コンパクト」と持ち運びしやすいサイズの「ハズキ クール」の2種類を用意。全国のユナイテッドアローズの店頭やオンラインストアで取り扱う。

ハズキルーペは拡大鏡のトップブランドとして知られる。ここ数年で販路を拡大。眼鏡店や百貨店のほか、書店、美容院、ホームセンター、郵便局などにも専用の什器(じゅうき)を置いて販売している。「全国に8万6000店を超える取扱店舗がある」とHazuki Company(ハズキ カンパニー、東京・港)の松村謙三会長は話す。

だが、アパレルブランドでの取り扱いはこれまでになく、コラボ商品を発売するのも初めて。なぜ両社は手を組んだのか。

コラボのきっかけはハズキ会長の「直感」

きっかけは松村会長の直感だった。「今使っている眼鏡はユナイテッドアローズで購入したもの。購入時にブランドの世界観に共感し、『この店でハズキルーペを売ってみたい』と強く思った」と振り返る。

松村会長の指示によって営業担当者が交渉したところ、「什器を置いて販売するのではなく、コラボ商品として共同開発できるのであれば展開したい」という提案がユナイテッドアローズ側から出されたという。「ラメは用いず、黒一色にする」というのも、ユナイテッドアローズの発案だ。「ハズキルーペのシェアは大きい。ファッション性を強調できれば、さらに認知度を高められるのではないかと考えた」とユナイテッドアローズIR広報部の柳枝亜里紗氏は話す。

ユナイテッドアローズは1990年に東京・渋谷と原宿間の明治通り沿いに1号店を開業。国内外から集めた商品や自社開発商品をそろえるセレクトショップとして、20代半ば~30代を中心とした男女から支持されている。他ブランドと共同で商品を開発して「別注品」として展開するノウハウを持っており、ここ最近は仏ブランド「ラコステ」とコラボしたポロシャツなども販売している。だが、拡大鏡とのコラボはユナイテッドアローズのターゲットとかみ合っているのだろうか。

「ブランドのターゲットは年代で区切っていない。中心となるのは30歳前後だが、実際は20~50代まで幅広い層が来店している」と柳枝氏は説明する。1号店オープンから約30年。当時からの顧客が離脱していなければ、50代を超えているはずだ。さらに平均客単価は3万円とやや高め。若年層向けに手ごろな価格のブランドが増える中、ファッションにはある程度お金をかけたいという「大人」が来店する店と言えるかもしれない。

ハズキルーペもCMに若いタレントを起用したことで、小学生のゲーム用からネイリストの作業用まで利用シーンが広がってきた。しかし「ボリュームゾーンは50~70代。衝動買いしやすいのもこの世代」(松村会長)。ファッション性から拡大鏡を敬遠してきた人も、アパレルブランドとのコラボ商品であれば選択肢に入ってくる可能性がある。

「今後の展開は未定だが、反響次第でコラボの幅を広げていくかもしれない」と松村会長は話す。

(ライター 樋口可奈子)

[日経クロストレンド 2020年4月2日の記事を再構成]

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