経営者、文化人ら各界のリーダーはどんな時計を好むのでしょうか。メンズファッションチャンネルが公開しているインタビュー記事では、リーダーが愛用する時計についても触れてきました。時計好き、収集家が極めて多いことに驚きますが、一方で、ビンテージしかつけない人、正確さ、故障しにくさを第一に考える人、と選ぶ基準はさまざま。取材中にお聞きした、リーダーらの時計の好みをまとめてお届けします。記事を読み進めていくと、仕事のスタイルやキャラクターとの共通項を見つけることができるでしょう。(次回の記事は「行き着いた愛着の1本 リーダーの腕に光る時計〈下〉」)
■「ゴルフ場で出会った外国人がしていて素敵だな、と」
――フォーシーズ会長兼CEO 浅野秀則氏
宅配ピザ「ピザーラ」を展開するフォーシーズの浅野秀則会長兼CEO(最高経営責任者)はパテックフィリップを2本愛用。スイスのゴルフ場で出会った男性の時計にくぎ付けとなり、それがパテックフィリップだったそうです。現地で丸形を衝動買いして帰国後、その男性がしていたのは角形だったと気付いたのだとか。どうしてもほしい、と2本目を手に入れました。
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■「時計もネクタイも自動車がモチーフです」
――前ポルシェジャパン社長 七五三木敏幸氏

機能に秀でた美しいデザインが好きだという前ポルシェジャパン社長の七五三木敏幸氏はショパールのパワーリザーブを愛用しています。ショパールはポルシェ・モータースポーツのオフィシャルパートナーを務めるなど関わりが深いそうです。当日着けていた時計は、まるで、自動車の計器盤のようでした。
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■「時計はたくさん持っていても仕方ない」
――キリアン創業者 キリアン・ヘネシー氏

コニャックの名門ヘネシー家の御曹司で香水「キリアン」を展開するキリアン・ヘネシー氏。シャツは自分でデザインし、襟の高さやボタンの開け方までこだわるおしゃれ上級車です。服装はいつもモノトーン。そこに合わせる時計はカルティエで、ティファニーのバングルとコーディネートしています。
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■「ブランドや商品を選ぶにあたっては、『物語』を重視しています」
――東京個別指導学院社長 齋藤勝己氏

東京個別指導学院の齋藤勝己社長は時計に秘められたストーリーに魅了されるといいます。カルティエ「サントス」は飛行家アルベルト・サントス・デュモンが操縦中に見やすい時間を望み、友人だったルイ・カルティエが体現したもの。タグ・ホイヤーがレーサー、アイルトン・セナにちなんだモデルもお気に入りです。
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「リーダーが語る 仕事の装い」記事一覧

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