米大統領御用達のブルックスブラザーズ、マスク生産開始

ブルックスブラザーズ会長兼 CEO の クラウディオ・デル・ベッキオ氏は「最前線で戦う医療従事者を助けるのは我々の義務」と話す

米ブルックスブラザーズは3月30日から、米国内にあるスーツ、シャツ、ネクタイの3工場を再稼働して、医療用マスクと医療用ガウンの生産をはじめた。医療用マスクは1日15万枚を生産。新型コロナウイルス感染拡大に伴うマスク不足に対応し、米国内の病院や医療施設の医療従事者に有償で提供する。ブルックスブラザーズはケネディ大統領ら歴代米大統領のスーツを作ってきたことで知られ、トランプ大統領のスーツや就任式のコートを手掛けるなど、政府との関係が深い。縫製技術を生かして米政府を全面的にバックアップする。

マサチューセッツ州のスーツ工場。仕様を変更して医療用マスク生産をはじめた

生産にあたるのはマサチューセッツ州のスーツ工場、ノースカロライナ州のシャツ工場、ニューヨーク州のネクタイ工場。休止していた3工場でマスクやガウンの縫製作業ができるよう仕様を変更して、今週から再稼働した。まずは立体的で複雑な形の医療用マスクの生産を最優先し、日本の割烹(かっぽう)着のような医療用ガウンの生産も徐々に増やしていく。

縫製に従事するスタッフは予防的措置として2週間の自己隔離を行った後に作業にあたる。工場内ではソーシャルディスタンス(一定の距離)の保持に努めるなど、感染防止を徹底する。

同社は感染拡大を防止する、米政府や企業から成る団体「ストップ・ザ・スプレッド」のパートナーとなり、今後も新型コロナウイルス感染拡大に対する取り組みを進め、政府を支援すると表明している。

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