「息子の服は全部、私が買います」

――マルジェラなど意外なブランドをご存じですね。時計はいつもウブロですか。

いまはウブロばかり。フェースの大きさが気に入っている

「ウブロの時計は3年くらい前に買いました。不思議なことに、この大きさに慣れてしまうと他の時計が着けられない。この時計をするか、さもなくば時計無しかのどちらかです。時計にはまったくこだわりがなくて全部衝動買い。この時計はある専門店に偶然入り、そこの社長にすすめられて購入したもの。時計自体の説明もなしに、原田さんのキャリアならこれしかない、といった感じで選んだ時計を出してきて。天才的にセールスがうまい人でした」

――中3になられた息子さんの服を一緒に選ぶこともあるとか。

「息子の服は全部、私が買います。たとえばいまはいているパンツのブランド、ランズエンドのような通販ならば、カタログを見ながら一緒に選ぶこともあります。『パパはこれ買うよ。おまえも欲しいか』なんて。早くも股下の長さでは息子の方が7センチも長くて、脚の長さは負けるのですが、私が着れなくなった服で、ザ・ノース・フェイスなど中学生が着てもおかしくないものはどんどんあげています」

――60歳を超えてからマラソンや耐久レースのトライアスロンに挑戦されるなど、体づくりにも熱心に取り組まれています。

息子の服は原田さんがそろえる。一緒に通販カタログで選んだり、着なくなった服をあげたりとほほ笑ましい一面も

「体重が戻ってしまったので、そのころに着ていたスーツは、さすがにお直しでは対応できなくなりました。運動をして、痩せたり太ったりして何が大変かというと、それまでの洋服がすべて着られなくなることです。体重を80キロから70キロに10キロ落としたら、まるで子供が父親の服を着たみたいにブカブカになります。それに体重は一気に減らすのではなく、徐々に絞っていきますから、2度にわたって買い替えないといけません」

――では以前の服は処分してしまったのですか。

「実はまた体を絞ろうかなと。前に着ていたスーツも、また袖を通すつもりで、大事に取ってあります」

(聞き手はMen's Fashion編集長 松本和佳)

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