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パナソニックの完全無線イヤホン 強みは明瞭な通話

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日経クロストレンド

パナソニックは、同社初の完全ワイヤレスイヤホン3製品を2020年2月に発表した。ケーブルが一切なく耳栓のような形状の完全ワイヤレスイヤホンは、米アップルやソニーの製品が人気だが、同製品は電話技術を生かした通話音声の明瞭さ、接続の安定性、小型軽量などを強みとする。

音声通話機能にパナソニックらしさ

今回発表したのは最上位モデルでテクニクスブランドの「EAH-AZ70W」、パナソニックブランドの「RZ-S50W」「RZ-S30W」の3製品。いずれも外音取り込み機能やIPX4相当の防水機能、急速充電機能を備え、20年4月中旬発売予定だ。実売予想価格は「EAH-AZ70W」が3万1000円前後、「RZ-S50W」が2万1000円前後、「RZ-S30W」が1万3000円前後(いずれも税別)。

ユニークなのが、ライバル製品に比べて音声通話機能に力を入れていることだ。同社が世界的に大きなシェアを持つコードレス電話機の開発チームが持つ技術によりノイズを低減して音声を明瞭にしたり、内部構造を工夫して風切り音を抑えたりなどして、通話しやすくした。

パナソニックアプライアンス社の大田馨子ヘッドホンカテゴリーオーナーは「完全ワイヤレスイヤホンの用途は音楽や動画の音を聞くことがメーンだが、その次に多いのは通話機能の利用だ。しかし相手の声が聞こえにくい、自分の声が伝わりにくいなど通話機能に不満を感じている人が多い。コミュニケーションツールとして通話や会話に利用する人は今後ますます増えると考えており、そこに音響、電話、無線といった我々の技術を生かせる」と、通話機能を重視する狙いを語った。

完全ワイヤレスイヤホンは、混雑する場所などでスマートフォンとの接続が切れることがあるが、3製品とも内部基板と表面にあるタッチセンサーの両方にアンテナ機能を持たせるなどの工夫で接続の安定性を高めている。通話しているときに途切れる心配も少ない。

マニアから入門者まで一気に狙う

「EAH-AZ70W」と「RZ-S50W」はノイズキャンセリング機能を搭載する。外部の音を拾うマイクとイヤホン内部の音を拾うマイクの2つを使い、効果的にノイズを打ち消す仕組みが特徴だ。「EAH-AZ70W」は直径10ミリ、「RZ-S50W」は直径8ミリの、いずれも完全ワイヤレスイヤホンとしては大型のドライバーを搭載するなど音にもこだわった。パナソニックは「EAH-AZ70W」でテクニクスブランドを使い、30~40代を中心に音楽好きやオーディオ好きを狙う。一方「RZ-S50W」は20~30代を中心に通勤時などに使うノイズキャンセリング機能搭載製品を求める人をターゲットとしている。

「RZ-S30W」はノイズキャンセリング機能を搭載しないが、直径6ミリのドライバーを搭載し、片側のユニットが4グラムと非常に軽量コンパクトなのが特徴。完全ワイヤレスイヤホンを試してみたい層や軽量コンパクトな製品を求める女性層がターゲットだ。

ノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホンはソニー「WF-1000XM3」(実勢価格2万5000円前後)とアップル「AirPods Pro」(実勢価格2万7800円前後)が人気で、上位2製品はこれらが競合製品となる。「EAH-AZ70W」は3万円を超えるが、「RZ-S50W」はノイズキャンセリング機能搭載で2万1000円前後と競合製品より安くなる見込み。また、通話時の音声の明瞭さは競合製品にはない強みと言える。ソニーやアップルの製品は高いと感じている層や、通話機能に不満を感じている層にいかにアピールできるかが売り上げを左右しそうだ。

(ライター 湯浅英夫)

[日経クロストレンド 2020年3月19日の記事を再構成]

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