Men's Fashion

ジャケットもタイドアップ楽しむ 茶系のVゾーンは青

トレンド

2020.4.13

MEN'S EX

仕事から休日まで、幅広いシーンとスタイルに使えるのがジャケットの魅力。ただスーツよりも軽快でカジュアルなニュアンスがあるためか、いざきちんとタイドアッブするとなると悩んでしまう人は多いようだ。そこでここではジャケットの代表格であるネイビーブレザー、そして最近の店頭でよく見かけるトラッド柄を配した茶ベースのジャケットを例に、絶対に失敗がなく、そして今らしさも醸し出せるタイドアップのコツをご紹介したい。

〈 JKの定番 トラッドな“紺ブレ” 〉
「2/3アメリカン」を心得る

元が制服出自の紺ブレは、米国でファッションとして進化・普及した。だからレジメンタイやBDシャツといった米国アイテムと相性がいいが、すべてがアメトラなコーデは若干古臭いし、コスプレチックに映ることも。かといってまったくテイストの異なるシャツタイもチグハグだ。そこでこの「2/3アメリカン」な合わせだ。上では紺ブレとシャンブレーシャツでアメトラ風味を高めつつ、タイはあえて白黒チェック柄に。このように1点だけ外すとトラッド感は薄れ、新鮮かつモダンな印象に。伊アイテムを使い、洒脱さを注入するのも一興だ。

ブレザー13万8000円/デ ペトリロ(ビームス 六本木ヒルズ) シャツ1万8000円/ボルゾネッラ(ナノ・ユニバース カスタマーサービス) パンツ3万3000円/PT TORINO(PT JAPAN) タイ1万6000円/フィオリオ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)

プレッピー色の強いイエローBDに洒脱な幾何学ボルドータイを。ブレザー6万9000円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン) シャツ2万4000円/ドレイクス、パンツ3万6000円/PT TORINO(以上ビームス 六本木ヒルズ) タイ2万4000円/リングヂャケットナポリ(リングヂャケットマイスター206 青山店)

レジメンタイはイタリア薫るサックスブルーのセミワイドカラーと。ブレザー14万円/サルトリオ(ストラスブルゴ) シャツ3万5000円/ルイジ ボレッリ(バインド ピーアール) パンツ3万8000円/PT TORINO(シップス 銀座店) タイ2万5000円/トゥモローランド(トゥモローランド)