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3時のヒロイン 三者三様の強み「笑いに縛られない」

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NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

「お笑い第7世代」の中で、勢いを増しているのが3人組の「3時のヒロイン」。2019年はお笑いコンテスト『女芸人No.1決定戦 THE W』で優勝したほか、次世代若手芸人6組によるバラエティ番組『ウケメン』(フジテレビ)のレギュラーメンバーに選ばれ、さらに今年4月からは、日本テレビの新番組『第7キングダム』のレギュラーを獲得するなど、躍進している。活気づく第7世代の中で、女性芸人を代表する存在だ。

吉本興業の"オモロイ"アイドルグループ・つぼみ(現:つぼみ大革命)の元メンバーで、ネタ作りを担当している福田麻貴、歌が得意なゆめっち、クラシックバレエからヒップホップダンスまでこなせるかなでによるトリオ。インパクト抜群なビジュアルのみならず、「ネタが面白い」ことが彼女たちのベースになっており、長期的な活躍を予感させる。結成は17年。3人ともNSC(吉本総合芸能学院)出身で、それぞれがもともとのコンビを解散後、福田から声をかける形で集まった。

ゆめっち 各々がピンでやっていた頃、女芸人だけのユニットコントライブに私と麻貴が呼ばれたんです。そこで麻貴が大人数のコントを書いていて、そのときに「なんでこんなに1人ひとりを輝かせられるんだろう」と思って。だから「トリオを組まない?」って声をかけてもらったときはめっちゃうれしかったです。

かなで 私はコンビで漫才をやりたかったので、最初は断ろうと思っていて。ただ、先輩の麻貴さんがスゴイ人っていうのは知っていたので、「こんなチャンスはない」って考え直して、お誘いを受けることにしました。

福田 私はずっと、自分の好きなお笑いを追求したいと思っていたんです。でも、それと「テレビで人気者になる」っていうのは、似てるけど違うということに気づいたんですね。最初に芸人になりたいと思ったのは「テレビに出たい」気持ちからだったので、そのためにはどんなお笑いをしたらいいだろうと真剣に考えたときに、2人の顔がパッと浮かんだんです。この2人なら「憧れられるぽっちゃり」として打ち出せる。そうしたら3人での初舞台で手応えがあって、これでいけるぞと思いました。

先輩の福田が2人をリード

出身地は福田が大阪、ゆめっちが熊本、かなでが東京とバラバラで、それぞれのお笑い好きとしての濃度も異なる。「大阪のNSCに入ったら、大阪で人気の芸人さんが知らない人ばかりだったからびっくりしました。全国ネットのバラエティしか見てないのにノリで入ってしまって、恥ずかしかった」(ゆめっち)、「はんにゃの金田さんの顔が好きで、もともとファン上がりなんです(笑)。そこから面白い=カッコいいと思うようになり、自分でもやってみようって」(かなで)と、どちらかというとミーハー寄りからのスタートだった2人をリードするのが福田だ。彼女は生まれ育った環境からして"お笑いエリート"。

福田 実家がNGK(なんばグランド花月)の近くで、幼稚園から帰るときに公園でNSCの生徒たちがネタ合わせしてるような環境で育って。土曜日は新喜劇、日曜日もお笑い番組を当然のように見ていたし、周りが面白いのが当たり前でした。親の反対もあったので、最初はNSCの女性タレントコースに入りましたが、エピソードトークや漫才の授業を受けて、やっぱり楽しくて、積極的にお笑いをやるようになりました。

芸人としての素養が高かった福田は、つぼみ大革命のワンマンライブのイベント構成やコントの脚本なども担当。3時のヒロインだけでなく、そのつぼみ大革命までもが昨年『THE W』の決勝戦に勝ち進んでいることからも、ネタ作りやプロデュース能力の高さがうかがえる。三者三様の魅力を発揮し始め、「メイクをしていると街で気付かれるようになりました」(ゆめっち)、「マスクをしていても声をかけられます(笑)」(かなで)と、世間からも認知されるようになった。では、それぞれが描いている目標は?

ゆめっち 私の1番のカリスマは渡辺直美さん。いろんなジャンルで好きなことをやって、広く認められるような存在になりたいです。まずは3人だけのロケをもっと増やして、この関係性をどんどん出していけたらと思います。

かなで 今の憧れは、男性だったらロバートの秋山竜次さん、女性だったら森三中の黒沢かずこさん。私は体を張ったロケで「リアクションが面白い」と言われたい。バカバカしいことを追求して、たくさんの人に笑ってもらいたいです。

福田 女性のツッコミやMCは少ないので、将来その立ち位置にいくのを目指して努力したいです。20年は、お笑いをめちゃくちゃ頑張るのを前提としてですが、歌やダンス、お芝居が好きなところが私たち3人の共通点。なので、お笑いに縛られないエンタテインメントに挑戦してみたいです。

ゆめっち 波に乗っているうちに何か曲を出したいですね(笑)。

かなで あと私は健康な体が重要だと思うので、体重を90キロ台にしたいです。今は108キロですが、ベストは99…、いや98キロ…。

福田 どうでもいいわ!

インタビュー中、常に明るく和気あいあいとしていた3人。伸び伸びとしたゆめっち、かなでと、彼女たちを引っ張る福田の3姉妹のようなチームワークで、昨年以上の活躍を見せてくれそうだ。

(ライター 遠藤敏文)

[日経エンタテインメント! 2020年3月号の記事を再構成]

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