PCカメラ・ヘッドセット… テレワーク急拡大で品薄に大河原克行のデータで見るファクト

PCカメラは高解像度が売れ筋

ジャンルごとに売れ筋商品の動向を聞いてみると、ユニークな傾向がわかる。

PCカメラでは、ノートPCなどに内蔵されている100万~200万画素程度のカメラでは解像度が低いとして、300万~500万画素が売れ筋になっているという。ヘッドセットでは、実売価格で1500円程度のものが売れ筋になっており、様々なPCで利用しやすいUSB接続タイプが主流だという。また、一日に何度もオンライン会議に出席し、長時間にわたってヘッドセットを利用する人は、フィット感に優れたものを選択したり、ミュート機能を搭載しているものを選択。なかにはゲーミング用を選ぶ人もいるという。

ヘッドセットではUSB接続タイプが売れている

セカンドディスプレーは、モバイルノートPCの小さいディスプレーの代わりに利用したり、デスクトップ用として2台並べるといった用途などが中心だ。テレワークでは、作業スペースを広く取りたいというニーズが生まれているが、手軽にディスプレーを設置したいユーザーは17型未満の低価格ディスプレー、作業効率を優先するユーザーは、23~25型あるいは25~29型未満の大画面ディスプレーといったように、売れ筋のニーズは二極化している。

二極化するセカンドディスプレー

ポータブルSSDの売れ行きも好調だ。テレワークでは、デジタルデータのやりとりも増えるため、自宅で作業をする際にデータを保存する用途にポータブルSSDを増設して利用。今後、屋外でのテレワークを想定して持ち運び用途も視野に入れて購入しているようだ。USBメモリでは容量が少ないという理由があるようだ。ただし、いくら手軽に持ち運べるからといって、会社内のデータを不用意に持ち出すことは注意しておきたい。

ポータブルSSDも好調

ただ、全体的に品薄傾向にあるのも事実だ。中国で生産されている商品も多く、「ヘッドセットやPCカメラなどは、仕方なく在庫があるものを購入していくという場合もある。テレワーク関連商品に限らず、全体的に今後のサプライチェーンが気になる」(奈良井店長代理)と語る。

MONO TRENDY連載記事一覧
注目記事
次のページ
スピーカーやのぞき見防止フィルターは鈍い動き
MONO TRENDY連載記事一覧