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AbemaTV「オオカミ」シリーズ なぜ10代女子に人気?

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NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

配信サービスでは、地上波ではあまり放送されていないジャンルのヒット番組が生まれている。その代表が恋愛リアリティショー。特に力を入れているのがAbemaTVで、女子高生モデルたちの恋愛模様を描いた「オオカミ」シリーズは10代の女子中高生から圧倒的な支持を受けている。

2017年2月に第1弾の『オオカミくんには騙されない』がスタートし、現在はシーズン7となる『月とオオカミちゃんには騙されない』が1月から配信中の「オオカミ」シリーズ。約10人の男女の恋愛模様を追ったリアリティショーだが、同種の番組にない最大の特徴が、出演メンバーに好きなフリをする、嘘つき"オオカミ"が紛れ込んでいること。この独自の設定で10代の女子中高生から圧倒的な人気を集め、累計視聴回数は1.5億回を突破。「日経MJヒット商品番付2019」をはじめ、多数のトレンドランキングにも選出されている。

番組が始まった経緯について、AbemaTVの制作局長・谷口達彦氏は、「代表の藤田(晋)から『次は女性層を獲得したい』と指示があった時期に、恋愛リアリティショーが案として出てきました。昔から地上波でも『あいのり』などは人気でしたし、『バチェラー』は世界中でヒットしていましたしね。ただ、今の10代の若者が等身大で見られる作品はない。そこで女子高生を出演者にしたものを作ろうとなりました」。

その際、現在も番組を担当する横山祐果プロデューサーが持ってきた企画書の概要が秀逸だったそうだ。それは、"圧倒的にキラキラな世界観で送る、ティーンに人気の女子高生とイケメン男子たちの、嘘つき混じりの恋愛リアリティショー"。「まず、ティーンの間で絶大な人気を誇る出演者たちの恋愛であれば、憧れられるんじゃないかと思いました。そして『この人がかわいい、カッコいい』以外にも、『オオカミは誰だろう?』という論争のタネも入っていたので、それがSNSなどでの新しい会話の切り口となり、より熱狂を生み出すんじゃないかと」。

ミッションでカフェを作る

この企画書をそのまま作品に落とし込んでいったという。まず「圧倒的にキラキラな世界観」を描くため、『オオカミくんには騙されない』には、10代に人気のファッション誌『Popteen』の専属モデルである、なちょす(徳本夏恵)、れいぽよ(土屋怜菜)らが出演。他にも、各シーズンごとにメンバー同士で共同作業を行う"ミッション"も設けた。

「ミッションにも、若者が関心を持つようなシチュエーションを詰め込んでいます。例えば、前作『オオカミちゃんには騙されない』では"カフェを作る"といったように。最新作『月とオオカミちゃんには騙されない』では、"服をデザイン・制作し、アパレルショップをオープンする"というもので、それを人気ファッションショーの『TGC(東京ガールズコレクション)』でお披露目しました」

そして、「嘘つき混じりの恋愛リアリティショー」をより面白く進化させることも忘れない。シーズン3の『真冬のオオカミくんには騙されない』からは、視聴者が誰がオオカミなのかを予想して投票を行い、選ばれたメンバーは番組途中で失格となってしまう「オオカミくん投票」を導入。視聴者参加型にすることでより没入感を生んでいる。前作の『オオカミちゃんには騙されない』では、これまでのオオカミ役を男性から女性に変更するという抜本的なルール変更を行って、大きな話題を集めた。

さらに「オオカミ」シリーズは、新たな人気者を生み出す場としても機能し始めている。3作目に出演したミュージシャンの吉田凜音は放送中から女性ファンが急増。4作目に登場した俳優・高橋文哉は、現在放送中の『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)の主役に抜てきされている。前作に出演したモデルの鈴木ゆうかは、ドラマ『4分間のマリーゴールド』で横浜流星の相手役を務め上げた。

出演者の描き方にもこだわったことが功を奏したようで、「彼らのプライベートを切り売りするというよりも、等身大の魅力を引き出すことを意識しています」。

(ライター 中桐基善)

[日経エンタテインメント! 2020年3月号の記事を再構成]

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