弱気相場は長期運用の好機 上手な付き合い方と経験則QUICKリサーチ本部 北澤千秋

米国株のバーゲン期間は平均20カ月

ブラックマンデーを除く過去4回の米国株の急落局面を平均すると、下落期間は20カ月で下落率は45%だった。あくまで過去の事例だが、米国株の本格的な下げ局面では20カ月に及ぶバーゲン期間中に最大45%引きで米国株指数連動型の商品を購入できた。再びこのような場面が巡ってきたら、資産形成・資産運用を10年単位の長期で考えている人なら活用しない手はない。

ただし、このバーゲン期間中の買い物には相当な忍耐と覚悟も必要だ。ブラックマンデーを除く過去4回の局面では、相場が高値から長期下落に転じて大底を付け、再び高値を回復するまで平均で65カ月を要した。その渦中にいれば、多くの人は底が見えずに下げ続ける相場への不安と恐怖、買い増すたびに含み損が拡大していく痛みにさいなまれるに違いない。

不安と痛みに耐えられそうになくなった時、見てもらいたいのが米国株の長期チャートだ。第2次世界大戦後、米国株はいく度もの不況や金融危機を乗り越えながら上昇基調を続けてきた。米国経済は今回もウイルス禍を克服し、再び成長軌道を回復すると信じられるなら、資産運用を途中でやめるという選択肢はない。

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