新型コロナでテレワーク 「公私混同」で仕事を見直し仕事と遊びの境界線をなくす「公私混同力」のススメ(7)

2020/3/18
新型コロナで余儀なくされたテレワークは自分の仕事を見直す好機(写真はイメージ=PIXTA)
新型コロナで余儀なくされたテレワークは自分の仕事を見直す好機(写真はイメージ=PIXTA)

「キャリア迷路(モヤキャリ)」から抜け出すためのコミュニティーを主宰する池田千恵氏によると、新型コロナウイルスの影響でテレワークを推進すると「公私混同で仕事に取り組めるかどうか」がますます重要となるそうです。今回はなぜ働き方に変化が生じるのかと今後の対策について池田氏が解説します。

新型コロナウイルスの影響はテレワークだけにとどまらない

新型コロナウイルスの影響で、テレワーク、時差通勤、遠隔教育の流れが加速しています。

国土交通省が3月6日に取りまとめた調査結果によると、JR・大手民鉄の主なターミナル駅におけるピーク時間帯の自動改札出場者数の減少率は、2月上旬の平日と比べ首都圏で平均約21%、関西圏で平均約14%、利用が減少したそうです。(出所:「首都圏電車のピーク時混雑、2割減 テレワークや時差出勤で 国交省まとめ」 2020年3月6日 日本経済新聞)

・制度はあったがほとんど実施されていなかった在宅勤務がようやく実現した

・会議が最低限なものだけに減った

・時差通勤が適用されて通勤がラクになった

という方も多いことでしょう。「働き方改革」「テレワーク」の重要性が叫ばれてきましたが、皮肉にも新型コロナ問題を機に一気に社会に広がることになりました。まだ新型コロナの影響は続くとみられ、今後ホワイトカラーを中心に通勤せずに仕事を進める状態が定着すれば、仕事の進め方だけでなく、評価の仕組みも変わることになります。9時~17時の業務時間内に何をするか(=時間)よりも、どこまで目標を達成できたか(=成果)に主軸が置かれるようになるでしょう。

本連載のサブタイトルにもなっている「公私混同力のススメ」とは、仕事やプライベートの区別をキッチリ分けることをせず、境界を曖昧にしたまま、これまで培ってきた全ての経験を展開し、会社で成果を出したり、副業で相乗効果を発揮したりする能力を養うという提案です。私は今後ますます、「公私混同力」をもって仕事に取り組む姿勢が重要になってくると予想しています。

理由は次の2点です。

1.自分の仕事の本質的な価値を見つけないと今後収入増は見込めない

2.仕事を楽しめない人はサボることに慣れ、成長が止まる

順番に解説します。

注目記事
次のページ
テレワークでも求められる能力とは