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ワイヤレスイヤホン9機種比較 強いAirPods Pro

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NIKKEI STYLE

日経トレンディ

日経トレンディは4月号で「新定番ガジェット全比較」という特集を組んだ。その中から「ワイヤレスイヤホン」について紹介しよう。

2016年末にアップルの「AirPods(エアポッド)」が登場してから広がり続けてきた「完全ワイヤレスイヤホン」が、さらなる進化を遂げた。騒々しい電車内などでも静かに音楽を楽しめる「ノイズキャンセリング機能」の搭載だ。

ノイズキャンセリング(ノイキャン)とは、電車や自動車の走行音、空調の動作音などの雑音をマイクで集音し、それを打ち消す「逆位相」の音波を流すことで騒音を軽減する機能。電車内で音楽を聴くときも、ノイキャン機能があれば、それほど音量を上げなくてもはっきり聞こえるようになる。

バッテリー容量の小さな完全ワイヤレスイヤホンにノイキャン機能を搭載するのは難しく、19年上半期まではソニーしか製品化していなかった。しかし米クアルコムが、ノイキャン機能を標準搭載するブルートゥースチップ「QCC5100シリーズ」を19年秋ごろに出荷。様々なメーカーがノイキャン機能付きのワイヤレスイヤホンを開発できるようになった。

また、完全ワイヤレスイヤホンでシェアトップのアップルも、独自開発のノイキャン機能を搭載した「AirPods Pro」を19年10月末に投入。一時は2~3週間待ちになるほどの人気を集めた。ファーウェイやパナソニックなどの新規参入もあり、20年4月時点で約10機種のノイキャン・完全ワイヤレスイヤホンが購入可能に。2万円を切る低価格品やデザイン重視の製品も登場するなど、選択肢が増えてきた。

製品選びで重要なのは、もちろんノイキャンの性能だ。騒音の低減具合は実際に聞き比べなければ分からない。例えば、同じQCC5100系のチップを使用していても、集音マイクの位置やソフトウエアでの処理方法などによってノイズの消え方が異なるからだ。しかし、店頭の展示品を電車などで試すことはできない。そこで編集部では、AV評論家の折原一也氏の協力の下、地下鉄と街なかの騒音がどれだけ消えるかのテストを実施した。

また、家庭やオフィスでも使用する人は、「外音取り込みモード」にも注目だ。これは、再生中の音楽と周りの音が同時に聞こえるモードのこと。呼び掛けられたときも、すぐに気付くことができる。この他、海外出張などで長時間使いたい人は、イヤホン単体での再生時間も重要。6時間以上使える製品なら、東南アジアへのフライトでも快適に過ごせるはずだ。

高コスパなのはパナソニック

今回試した9製品の中でノイキャン性能が圧倒的だったのは、AirPods Proだ。「騒々しい地下鉄車内でも、加速時のモーター音以外はきれいに消える」(折原氏)と、頭一つ抜けていた。外音取り込みモードでも、周囲の人の声がクリアに聞き取れて実用的だった。再生時間が短めで、Androidスマホでは細かな設定ができないなどの懸念点はあるが、現時点ではベストなノイキャン・完全ワイヤレスイヤホンだ。

加えて「2万5000円以上」「2万3000円~2万5000円」「2万3000円未満」の価格帯別に製品を分けて、優秀な製品を一つずつ選んだ。

●【2万5000円以上】

(注)AirPods Proに設定アプリは無いが、iPhoneでの使用時はBluetoothの設定画面でノイズキャンセリングのモードなどを切り替えられる。

いち早くノイキャンに対応していたソニーの「WF-1000XM3」は、イヤホンとしては最も優秀で「微細な音までしっかり再現できており、音質面ではベストだった」(折原氏)。一方ノイキャン性能は、「全体的には優秀だが、街なかでのBGMや呼び込みの声など、騒音の種類によっては効果が薄い」(折原氏)と、AirPods Proに僅かに及ばない印象だ。

●【2万3000円~2万5000円】

低価格製品で気を吐いたのが、完全ワイヤレスイヤホンでは新規参入となる、4月中旬発売のパナソニックの「RZ-S50W」。予想実売価格は2万円台前半だが、「エアコンの騒音は完全に消えるし、地下鉄でも振動音以外は気にならない。ノイキャン性能はソニーと同等以上だといえる」(折原氏)と高評価。同社は「テクニクス」ブランドを冠した上位機である「EAH-AZ70W」(予想実売価格3万4100円・税込み)の発売も同時期に予定する。こちらは、音を鳴らす部品(ドライバーユニット)がRZ-S50Wより大きく、さらに高音質が期待できる。

この他にも、様々なオーディオメーカーが海外の展示会などでノイキャン・完全ワイヤレスイヤホンを発表済み。今後も進化は続き、「音質を高める『aptX Adaptive』規格に対応した完全ワイヤレスイヤホンも20年中には登場するはずだ」(折原氏)。AirPods Proの王座陥落は意外に早いかもしれない。

●【2万3000円未満】

(注)再生時間は原則、ノイズキャンセリング機能をオンにしたときの値(FreeBuds 3はオフ時)。各製品下端の仕様で、「AAC」「aptX」はBluetoothの高音質圧縮形式への対応、「防水」は「IPX4」以上の防水性能、「設定アプリ」はスマホ用アプリの有無、「ワイヤレス充電」は「Qi」規格のワイヤレス充電への対応を示す。

[日経トレンディ2020年4月号の記事を再構成]

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