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デスクワーク疲れたら 「犬のポーズ」で筋肉ほぐし

How to

オフィスヨガでやる気アップ(3)

2020.4.11

「オフィスヨガでやる気アップ」の3回目は、デスクワークでたまった疲れを取る「下を向いた犬のポーズ」と「ハンモックのポーズ」を紹介します。パソコンに長時間向かってデスクワークをしていると肩や首がこり、目にも疲労がたまってきます。無意識のうちに猫背になり負担がかかっている背中や肩、首の筋肉をほぐして、「もう一踏ん張り」しましょう。




「下を向いた犬のポーズ」は、背面全体にアプローチするポーズで、体中の血液循環を促します。背中や足へのストレッチ効果も高いため、継続して行うことで疲れにくい体をつくることにもつながります。

足を腰幅程度に軽く開いて両手をデスクにつき、腰を深く曲げていきます。頭、肩、腰が一直線になるよう背中を伸ばすのがポイントです。ゆっくり5呼吸、2セット行ってください。頭を下げすぎると背中が丸まり効果が半減してしまいます。

「ハンモックのポーズ」は、猫背姿勢を続けることで固くなった肩甲骨周辺や首の後ろ側の筋肉をほぐし、血流を改善するポーズです。頭痛や眼精疲労、むくみの改善にもつながります。

まず両手を後頭部で組み、胸を開きながら頭を後ろに傾けます。そのままゆっくり3呼吸したら、今度は両肘を閉じて頭を前に傾け下を向いたまま3呼吸します。肩と首まわりは力を入れずにハンモックに揺られているイメージで行ってください。

疲れ目を解消する「眼球運動ヨガ」もおすすめです。顔を動かさずに、眼球だけをゆっくり8方向に動かします。反対回りでも行ってください。眼球への血流を促進するとともに、目のピントを調節する筋肉を鍛えることができます。

*ストレッチや体をねじる動作は無理のない範囲で行いましょう。

監修 / 出演: ヨガインストラクター  株式会社ブレストラン代表 沖 知子(Satoko.Oki)

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