入院・休業・航空券… 新型コロナ、保険の保障範囲は

北京便が欠航した中国国際航空のチェックインカウンター(5日、羽田空港国際線ターミナル)
北京便が欠航した中国国際航空のチェックインカウンター(5日、羽田空港国際線ターミナル)

新型コロナウイルスの感染拡大についてお金の不安を抱く家計は多いはず。もし感染したら保険でカバーされるのか。仕事を休んだら賃金は払われるのか。予定していた旅行をとりやめたら返金されるのか。いざというときに備え、あらかじめ確認しておきたい。

<保険>入院対象、退院後も

病気やケガに備える医療保険商品に契約する人が新型コロナに感染して入院した場合、一般の病気と同様に入院給付金を受け取れる。手術を受ければ手術給付金も対象になる。

通院保障が付いている契約なら、退院後の通院費用も保障範囲だ。ただし、発症したものの軽症で自宅療養しながら通院する場合、医療保険からの給付は受けられない可能性が高い。

海外旅行中に発症した場合はどうか。海外旅行保険は渡航先での病気やけがにかかる医療費を補償する。新型コロナの治療費も対象となる。帰国後に発症した場合、72時間以内に治療を受ければ国内でかかった医療費もカバーされる。

海外では一般に医療費が高額になりやすい。海外旅行保険は治療費の補償額を500万円程度から選べるが、重症化して長期入院した場合は賄えない可能性がある。ただ日本の公的医療保険制度にも海外での治療費をカバーする仕組みがある点を知っておこう。申請すれば、現地と同じ治療を日本で受けたと仮定してかかる費用が一部戻る。

海外旅行保険の中には、やむをえない理由により渡航を中止するか途中で帰国した場合にその費用を補償する特約が付く商品もある。損保ジャパン日本興亜の場合(1)本人か親族が重篤、死亡(2)本人か親族が一定期間以上入院(3)渡航先からの退避勧告が出た――などが対象だ。

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