手書き生かす仕事向けノート アイテア広げ、検索性も納富廉邦のステーショナリー進化形「大人のためのノート」前編

検索性を備えるノートも

個性的なビジネスノートも登場している。

レイアウトにこだわったのが、アピカの「アピカ フィグラーレ」シリーズだ。紙面を4分割して、思考をまとめやすくした「マトリクス」、アイデアを図と箇条書きでまとめるための「コンセプトフローアイデア」、上に方眼ケイ、下に横ケイを配置した「コンセプトフローロジック」、作業のフローなどを書きやすい「フローチャート」といった、独自のレイアウトを採用。ビジネス支援のための新しいノートの使い方を提案している。

レイアウトにこだわったアピカの「アピカ フィグラーレ」シリーズ。用途に合わせて独自のレイアウトを採用している
紙面を4分割して思考をまとめやすくした「アピカ フィグラーレ マトリクス」
アイデアを図と箇条書きでまとめるための「コンセプトフローアイデア」
作業のフローなどを書きやすい「フローチャート」
上に方眼ケイ、下に横ケイを配置した「コンセプトフローロジック」

ビジネスノートに検索性を加えるという画期的な使いやすさを提案したのが、「文具王」こと高畑正幸氏が開発し、フジカが製作した「アクセスノートブック」だ。

文房具の知識を競うテレビ番組で3年連続優勝し「文具王」の名前で活躍する高畑氏が開発した「アクセスノートブック」。実勢価格2618円

全ページにノンブルを付け、冒頭にインデックスページを設けることで、どこに何を書いたかを簡単に管理できるようにした。現在では多くのビジネスノートが採用している仕様だが、このスタイルを最初に大々的に製品化したのが、この「アクセスノートブック」だった。他にも、文具王発案の様々な機能が詰め込まれているので、ぜひ、一度手に取ってみてほしい。

全ページにノンブルが付いている。冒頭のインデックスページを利用することで、どこに何を書いたかが一目で分かる仕組み
表紙に折り込みが入っているため、ハードカバーのノートにもかかわらず、折り曲げてページをめくることができる

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以上、仕事に役立つ機能を備えたビジネスノートを紹介したが、実は大人向けのノートは、もう一つのトレンドがある。それは上質な紙を使い、書きやすさと高品質を追求したノートだ。次回はノートで最もにぎわっているといえるこのジャンルの最新注目モデルを紹介する。

納富廉邦
佐賀県出身、フリーライター。IT、伝統芸能、文房具、筆記具、革小物などの装身具、かばんや家電、飲食など、娯楽とモノを中心に執筆。「大人のカバンの中身講座」「やかんの本」など著書多数。

(写真 渡辺慎一郎=スタジオキャスパー)

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