スマホがポイントカード代わり、決済で瞬時に獲得ポイント賢者への道(155)

NIKKEIプラス1

写真はイメージ=PIXTA
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買い物の際にポイントを獲得するにはポイントカードなどを店員に手渡しするのが通常です。ところが最近、カードを渡さずともポイントを獲得したり特典を得られたりと便利なサービスが様々な分野で広がってきました。

例えばコンビニエンスストアのローソンでは通常ならPontaポイントカードを提示したうえで支払うというのがポイント獲得の流れです。それが2018年11月からは、スマートフォン決済「Apple Pay」の利用者を対象にカード提示が不要な仕組みが始まっています。事前にポイントカードの情報をiPhone内蔵アプリ(Wallet)に登録しておき、店で端末にスマホをかざすと、支払いとポイント獲得の両方が自動的に完了します。

様々な店舗のポイントカードの代わりとして使えるアプリも出ています。スマート・ソリューション・テクノロジー(東京・新宿)が提供する「Zeetle」は、行きたい飲食店や衣料店などを検索してカード情報を取得。店に行ってスマホを端末にかざすと、その店のポイントがたまります。アプリを起動する必要さえなく、手早くポイントを獲得できます。

新幹線ではSuicaなどのICカードを自動改札機にかざすだけで指定席に乗車できるサービスが14日から始まります。東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線が対象で10種類の交通系ICカードが使えます。サイト「えきねっと」「e5489」から予約する際にICカード情報を登録、そのカードを改札機にかざすという手順です。紙のチケットより割引になることもあります。新幹線の場合、通常は駅の窓口や発券機で切符を受け取る必要がありましたが、新サービスではチケットレスになります。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2020年3月7日付]