ハイクオリティーな品質と良心的な価格設定
《松屋銀座》 松屋銀座のいちおしは「ジャランスリウァヤ」と「バーカー」のアイテム。同店も店頭に有名ブランドの靴を並べているが、「最近はブランドよりクオリティー重視のお客様が増えている」と松屋紳士課バイヤー、木村麻里さんは感じている。両アイテムはまさにそれを地でいくものになっている。
ジャランスリウァヤは1919年に靴工場として創業したインドネシアのブランド。植民地だった時代にはミリタリーブーツを手掛けたという歴史を持ち、現在は革靴ブランドとして日本で展開されている。
アッパーは上質な牛革でソールはダイナイトソールになっている。同店の靴売り場では2019年から展開を開始したという。「ファッション感度が高いデザインのアイテムも多く、コストパフォーマンスがいいので若い世代を中心に人気」と木村さん。
一方、バーカーは1880年創業のイギリスのシューズブランド。厳選された素材とグッドイヤーウェルト製法を採り入れ、端正なフォルムに仕上げている。おすすめアイテムはオーソドックスなデザインのストレートチップ。これなら冠婚葬祭すべてに万能な一足といえるだろう。
(堀威彦)
※商品の価格はいずれも税込み。
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