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EXILE TETSUYA 夢はたくさん「三つ編みライフ」の力

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NIKKEI STYLE

2009年、EXILEにパフォーマーとして加入し、精力的に活動を続けているEXILE TETSUYA。アーティストとして多忙ななか、それ以外にも研究者や事業家として活動にも取り組む。それら経験を基に、初の著作として『三つ編みライフ~夢を叶えた31の言葉~』というビジネス書を上梓した。そんな彼に、「働き方」や「夢の叶(かな)え方」について聞いた。

EXILE TETSUYAはパフォーマーとは異なる"顔"も持っている。それは、11年からスタートしたダンス・パフォーマンス向上のための研究者としての顔。12年から雑誌『月刊EXILE』での連載「EXILEパフォーマンス研究所(EPI QUALITY)」をきっかけに、ダンス・パフォーマンスをいかに高めていくかの研究をスタートし、様々な分野の研究者やアスリートに会うことで知識を身につけてきた。14年からは淑徳大学の人文学部表現学部の客員教授に就任し、学生に「表現」に関する講義も行っている。

もう一つは、コーヒー事業「AMAZING COFFEE」のプロデューサーとしての顔だ。プライベートで興味を持ったことをきっかけにコーヒーマイスターの資格を取得し、15年に立ち上げたコーヒーショップ「AMAZING COFFEE」は、今では6店舗を展開している。

――20年は、所属事務所のLDHが6年に一度開催する「LDH PERFECT YEAR」であるということもあり、アーティストとしての活動が活発ですね。1月から福岡・名古屋・大阪でEXILEのドームライブを開催。2月22日にはもう一つの所属グループであるEXILE THE SECONDの初のベストアルバムがリリースされ、4月からはアリーナツアーに入ります。

「1月からEXILEのドームライブを行ったのですが、今回は"ベストライブ"をうたっているので、現在の15人のEXILEの集大成を見せなければいけない。このライブを通して僕らがお届けすることのできるベストは何かをしっかりとメンバーと話し合いながら作っていきました。そして、2021年はEXILEの20周年の年なので、このままの勢いで1年間走り抜けて、来年にうまくつなげていきたいと思っています。

またEXILE THE SECONDでは、SECONDの歴史を振り返り、満を持してベストアルバムを発売しました。2020年という切りの良い年に集大成となる作品を作り、さらにそれをひっさげて全国アリーナツアーを行えるのはあらためて、本当に幸せな環境にいるなと実感しました。SECONDは、EXILEという大きな母体に属し、EXILEでは表現できないことをEXILE THE SECONDを通して表現しています。僕らは、年齢や経験的にもEXILEのど真ん中にいるメンバーでEXILE TRIBEの基盤であるともメンバー一同感じています。そんなSECONDが作り上げるエンタテインメントを通して、後輩グループにも刺激を感じてほしいですし、またEXILEとは違った僕らの姿をファンの皆さんに表現できればと感じます。

そういった意味では僕らも今の現状に満足することなく、常に新たなことに挑戦し続けていかなればと思います。しかし、スケジュール的にはEXILEのツアーが終わった後、割とすぐにEXILE THE SECONDのツアーが始まるので、皆さんに最高のパフォーマンスがお届けできるように健康第一で頑張ります」

昨年には、自身初の書籍『三つ編みライフ~夢を叶えた31の言葉~』を発売するなどパフォーマー活動以外も充実しているTETSUYA。そして、20年もパフォーマー以外の活動もさらに活発に。まず研究および教育分野では4月からダンス研究/教育活動の一環として学長を務める「EXPG高等学院」が開校。これは、LDHが展開するエンタテインメントスクール「EXPG STUDIO」と「角川ドワンゴ学園N高等学校」が業務提携して生まれた学校で、ダンスを学ぶことによって高校卒業資格をとれるというものだ。もう一つのコーヒー事業も、現在、ローソンの「MACHI cafe」とのコラボ企画が行われている。

3つの活動を同時にやることが楽しい

――4月からTETSUYAさんが学長を務めるEXPG高等学院が開校しますが、EXPG高等学院の開校に向けてどんなことを考えていますか?

「EXPG高等学院は、新しいことだらけで始まってみないとわからないことも多いのですが、今スタッフの皆さんと着々と準備を進めています。例えば、この学校の理念、それを体現するためのミッションはなんだろうと考えたり、入学志願者の方全員と直接話がしたいので面接も行いました。そのプランを練ったり、制服や学生証はどうしようとか、校章を決めたり、本当に様々なことを考えています。ダンスで生活することを夢見て高校に入ってくれる人のために、その夢に見合うゲスト講師をスカウトしたりしています。先日改めて、僕のイメージする教育現場におけるダンサーってどういうものだろう、どういう人を輩出したいのか、どういうことを教育したいのかを考えました。

そこで、本を書く際のベースとなったメモを見たんです。そこには自分の夢やマインドマップがたくさん書いてあり、本に書いたことを思い出しながら自分の考えを整理しました。夢を叶えるということを体現してもらわないとEXPG高等学院に入学してもらった意味がない。なので、最初のミッションは夢を叶えることだと考えています。夢を叶えることで自分の可能性をどんどん広げていく。僕もまさにそうやって夢を叶え続けて、可能性を広がり、いつの間にか社会のためにもなっていました。そんなことが実現できるような人たちが多く生まれる教育現場になったら素敵ですよね、と日々スタッフの皆さんとこういったことを共有しながら進めています」

――お話の中にも出てきましたがTETSUYAさん初の書籍『三つ編みライフ~夢を叶えた31の言葉~』について、あらためてどのような内容になっているかうかがえますか?

「書籍の中では、仕事のやり方やこれまでどのように夢を叶えてきたかを紹介しています。僕の仕事は、パフォーマー、EXILEパフォーマンス研究所(EPI QUALITY)、AMAZING COFFEEのプロデューサーという3つそれぞれの仕事が独立するのではなく、密接に絡み合って成り立ち、それを『三つ編みライフ』と呼んでいます。3つの活動を同時にやることが、僕にとって仕事を楽しむうえで重要なことで、その3つが絡まり、1本になる瞬間もあれば、あえてほどく瞬間もあります。それが僕にとっての『三つ編みライフ』で、働くことの楽しさに直結しています。そこにたどり着くまでに僕が取り組んできた様々なことが、今回書いた『三つ編みライフ~夢を叶えた31の言葉~』には詰まっています。でも今の状況は、うれしいことに三つ編みどころじゃなくなってきていますね(笑)」

著作では、これまでの経験とともに、仕事をする上で大きなヒントとなった31の言葉が紹介されている。

夢って、決して大きなものでなくてよい

――書き留めた言葉で、改めて最近の活動において役立っている言葉はありますか?

「先輩のUSAさんから聞いた『夢が渋滞中』という言葉です。これは、『夢は1つじゃなくていい。同時にいくつ持ってもいい』という考え方になります。1個の夢を叶えないと次の夢は生まれない。叶えるからこそ叶える癖がつくというか。大きい夢でも小さい夢でも叶える癖をつけていくと、いつの間にか大きな夢が叶っている。もちろん叶わない夢もあります。その場合は、また違う夢を叶える努力をする。なので、たくさん夢を持っておくことが大事だと思います。また、青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督の原(晋)さんに、書籍の帯に掲載するためのコメントを寄せていただいたこともあり、先日青学で講義をしました。そこで学生の皆さん自分の夢を書いてもらったら、漠然としていたり、夢が無いという人も結構いました。

しかし夢って、決して大きなものでなくてよいと思うんです。それこそ、『おいしいケーキを食べたい』といった叶いそうな夢でもいい(笑)。でもそこから、例えば、もっとおいしいケーキを探したり、おいしいケーキの作り方を考えたりと夢が広がっていく。例えば『健康を維持したい』というシンプルな目標から広がったこともあります。まず、健康になるために、良質な睡眠を取ることだと考え、何時間寝るといいのか調べたり、どんな枕でどんなパジャマが最適なのか調べたり、自分が幸せになるための行動をしていく。最高のパジャマとはなんだろうと思って、それを作るビジネスに発展していったらそれが夢になるのだろうし。

僕にとって、一番の軸はダンスなので、それを向上させるためにはどうしたらいいか逆算してくことが、『EXILEパフォーマンス研究所(EPI QUALITY)』という雑誌の連載を始めることにつながり、AMAZING COFFEEというエンタテインメント・コーヒー屋さんをやることにもつながった。本当に目の前の小さなことからでもいいと思うんです。その"やりたいこと"を突き止めて逆算して、具体的な行動に移していく。

僕はビジネスという方向性で突き詰めたというよりは、『これやったら面白くない?』『これやったら人のためになるよね』という観点で突き進めたように思います。最初から、『こういうものを作ったら売れるんじゃないか』と考えると、広がりが生まれない気がしていて。だから、最初の間口をできるだけ広く持つことが大事なのかもしれませんね」

『三つ編みライフ~夢を叶えた31の言葉~』
EXILE TETSUYA


 「三つ編みライフとは何か」「EXILE TETSUYAがどのようにして、このような仕事への向き合い方を実践するに至ったのか」を探るビジネス書。その歩みを、大切な人から贈られた言葉、 偶然に見かけた言葉など、本人がメモに残してきた心に響いた言葉とともに、振り返りながら紹介する。仕事に向き合うすべての人、特にこれから就職を考える若い世代、そして自身のキャリア構築を考える20代30代にとって、行動を起こすヒントとなる内容が詰まっている(日経BP/1600円・税別)

(ライター 小松香里)

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