ビジネスシーンで誰もが一度は頭を悩ませる手みやげ。大事な仕事相手に贈る手みやげを、企業の秘書たちはどのように選んでいるのか。テレビ東京「Newsモーニングサテライト」のシリーズ企画「三つ星手みやげ」。第44回はライフネット生命保険の千浦郁布子さん。

小学校と大学時代を米国で過ごし、同社に入る前には、英会話教材の開発に携わっていた千浦さん。秘書として森亮介社長をサポートしながら、週に1度、昼休みを利用して海外出張の多い部署向けの英会話教室も開いている。
その「生徒」の中には森社長の姿も。先進的な金融取引や保険の新商品を知るための外国視察が多いことに加え、会社としてグローバルな動きを重視する姿勢を社員に伝えられるからだ。そんな森社長が海外に携える手みやげ選びも、千浦さんの大事な仕事の一つとなっている。
千浦さんおすすめの1品目は洋菓子店ヨックモックのクッキーの詰め合わせ「サンクデリス」。いずれも北海道で作ったバターをたっぷりと使用し、豊かなコクと風味が堪能できる。「バターの風味が、海外の方の味覚に合う」と話す千浦さん。中でもヨックモックの定番、シガールは「これ以上入れると、クッキーにならない」といわれるほどのバターを使いながらサクッとした食感があり、日本の菓子らしい繊細さが伝わる。
2品目は老舗の和菓子店、鶴屋八幡の「さつま大納言」。白あんとサツマイモを合わせ、しっとりと焼き上げた“和風スイートポテト”。なめらかなあんの中に入る北海道産の小豆、大納言がアクセントとなっている逸品は、サツマイモをよく食べるアジアへの出張にぴったりだという。映像でお楽しみください。