千葉雄大 俳優のジャンル分けなんてなくなればいい

日経エンタテインメント!

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 携帯電話を落としたことで起こる現代のリアルな恐怖を描いて、2018年に大ヒットした『スマホを落としただけなのに』。その続編となる『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』で再び刑事役を務めている千葉雄大。人気シリーズの新しい見どころを語ってくれた。

1989年3月9日生まれ、宮城県出身。2010年『天装戦隊ゴセイジャー』(テレビ朝日系)の主人公で俳優デビュー。近作にドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日系)、映画『決算!忠臣蔵』など。4月からのドラマ『いいね!光源氏くん』(NHK総合)で光源氏役に臨む(写真:上野裕二)

長い黒髪の女性を狙った連続殺人犯・浦野善治(成田凌)を捕まえたにもかかわらず、同じ殺害現場から次々と遺体が発見された。浦野を逮捕した刑事の加賀谷学(千葉雄大)は、刑務所にいる浦野に再び会いに行き…。

Jホラーの大家・中田秀夫監督作で、18年に北川景子や田中圭の出演で公開された映画『スマホを落としただけなのに』は興行収入19.6億円を超えるヒットを記録した。その続編となる『~囚われの殺人鬼』では前作にも登場していた加賀谷を主人公に、さらなるミステリーが描かれる。

「続編のお話を聞いたときは正直、戸惑いました。自分がこのシリーズの主演を張るプレッシャーと言いますか。プロデューサーの方からも『座長』って言われて『やめてくれよ』って(笑)。でも現場に入ってからは、あまり考えなかった気がします。前作を超えなきゃという思いがあったので手放しに『楽しかった~』という感じではなかったけど、現場自体は和やかでしたね。冗談も交えつつディスカッションができる環境でした。

あと今回はクランクインする前に監督と作品や役についてお話する機会があったんです。台本には書いていない部分で『加賀谷って僕はこういう人だと思ったんですけど、どうでしょう』とか、おこがましいですけど、作品全体を捉えたときに『この人はもっと、こういう人なんじゃないですか』と提案させていただくとか。それもあってか、前回は現場でお芝居について言われることが多かったんですけど、今回はほぼ任せていただけている感じがしましたね」

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