Men's Fashion

季節の変わり目に活躍 スエード素材のブルゾン5選

トレンド

2020.3.4

LEON

季節の変わり目に活躍するアウターとして、人気の高いスエードブルゾン。まだまだ寒さが続く時期ですが、理想の一着を狙うのであれば、カラーやサイズが豊富な今こそが断然買い時なのです!

軽アウター選びは、温かくなってからではもう遅い!?

アッという間に厳しい冬も過ぎて、気がつけば春の到来も秒読み!? さすがに気が早いと突っ込みを頂きそうですが、今から準備しておくべきモノもあるのです。

それが、季節の変わり目用のアウター。冬用のコートを脱いだとき、慌ててちょうどいい羽織りを探しても、すでにソールドアウト、なんてことが良くあるから。

特にスエードブルゾンは、温かくなってからでは売れ残りしか見つからないという話もしばしば。冷風をシャットアウトしつつ、優雅な毛並みで大人の貫録を品良くアピールできるスエードブルゾンは、季節の変わり目アウターとして、実は有力なアイテムなのです。

今ならリリース直後ゆえ、サイズもカラーも自由に選び放題。そこで今回は、なかでも着回しが利き、エレガンスも漂う、実力派ブランドのニューモデルをご紹介します。

◆ ヘルノ
ボンディングによる張り感が実にスマート

ブルゾン13万円/ヘルノ(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)

プレミアムなダウンウェアや多機能コートで知られるイタリアのヘルノ。しかし、実はスエードアウターも凝った仕立てで人気を博しているのです。

薄く削いだ厳選のゴートスエードにコットンライニングをボンディングしたこちらは、しなやかながら独特の張り感と強度を備えているのが特徴。ブラックモデルを選ぶことで、シャープなシルエットと相まって、寛ぎと凛々しさを同時に主張できるのです。

◆ チンクワンタ
トラッドな味わいのサファリ型

ブルゾン15万6000円/チンクワンタ

トラッドな雰囲気を重視するなら、前ボタン式のサファリ風がベストです。レザーファクトリーとしてイタリアを代表する名門の一着は、スエード自体の品質の高さに加え、念入り仕立てが最大のポイントです。

テイラードジャケットのようにフィットするパターンに加え、バック部分には可動域を考慮したプリーツ入り。しかも味わい深いリネンライニングと、すべてにおいて隙のない作りが貫かれています。

◆ エディン
シンプル美が光る注目ブランド

ブルゾン13万円/エディン(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ)

新進気鋭のレザーブランドとして、今季注目を集めているHEDIN。この新作は非常にシンプルなシャツジャケット型ですが、独自のショート丈や衿の形、それにポケット位置など考え抜かれたパターンのため、Tシャツの上に羽織るだけで、軽妙な洒落感が演出できるデザインです。

キメの細かいネイビースエードは上品そのもの。モードなパンツに合わせてミニマルに着こなしてもクールに決まる一着です。

◆ ヴァルスター
誰でも小粋に決まる安定感が魅力

ブルゾン13万8000円/ヴァルスター(八木通商)

ショートブルゾンの永世定番といえば、イタリアのバルスターが鉄板です。ジップではなくボタンフロント、そして衿・裾・袖口にリブを配した一着は、誰が着てもスマートかつエレガントに見えるもの。

このモデルはより軽快に着こなせる裏地を排したアンライン仕様。カットソーの上に羽織ってカジュアルに、タイドアップスタイルなどドレッシーな合わせにも対応する万能品です。

◆ ルッフォ
スポーティかつハイセンス

ブルゾン17万円/ルッフォ(ビームス 六本木ヒルズ)

温かくなると自然に余暇も活動的になるもの。そんな気分にマッチするのがジップアップのパーカブルゾン。この一着はスエードを軸にスムースレザーを用いた切り替えデザインがなんとも個性的。

ナイロン系のブルゾンと異なりフルレザーのため、スポーティでありつつしっかり大人の重みをキープ。非常に薄手のしなやかレザーを使用しているため、驚くほどに軽量であるのもポイントです。

◆お問い合わせ
チンクワンタ/050-5218-3859 バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター/0120-137-007 ビームス 六本木ヒルズ/03-5775-1623 八木通商/03-6809-2183 ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ/03-5772-5501

※表示価格は税抜きです。

写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/水野陽介 文/長谷川 剛(04)

LEON

[ウェブサイト『LEON.JP』2020年2月21日公開の記事を再構成]