松浦弥太郎さんの愛用品 時代を超える「美しさ」とはMen's Fashion Salon~長く愛せる逸品を探そう~

2020/2/26
トークショーでは、松浦弥太郎さんが自ら撮影した画像を交えながら、愛用する身の回りの品々の魅力について話した(東京・港のカッシーナ・イクスシー青山本店)
トークショーでは、松浦弥太郎さんが自ら撮影した画像を交えながら、愛用する身の回りの品々の魅力について話した(東京・港のカッシーナ・イクスシー青山本店)

日本経済新聞社NIKKEI STYLE Men's Fashionは2月19日、イベント「長く愛せる逸品を探そう~ル・コルビュジエとロングライフデザイン」(協賛・スウォッチグループジャパン株式会社ラドー事業本部)を開催した。ウェブメディア「くらしのきほん」主宰者でエッセイストの松浦弥太郎さんを迎え、時代を超えて愛用されるロングライフデザインの魅力や、かつてル・コルビュジエが「建築的に重要」として選んだ数々の色を採用したラドーの新作時計「トゥルー・シンライン・レ・クルール・ル・コルビュジエ」について語った。Men's Fashion編集長、松本和佳がコーディネーターを務めた。




暮らしの中から生まれた用の美

トークショーの前半では、もの選びやライフスタイルに独自の視点を持つ松浦さんが、自ら撮影した画像を交えながら、愛用する身の回りの品々の魅力について話した。一例として挙げたのが、新潟でみつけた「荷ひも」。植物の蔓(つる)を撚(よ)って作る素朴なひもに、手仕事ならでは人のぬくもり、暮らしの中から生まれた用の美があると紹介した。また、「暮しの手帖」創刊編集長の花森安治さんから受け継いだ手製の「小さな本立て」や、北欧の何気ない「バスケット」など、日々向き合う愛用品が「ときに自分に元気をくれ、使うほどに愛着が増す」と話した。

松浦さんは、日々向き合う愛用品が「ときに自分に元気をくれ、使うほどに愛着が増す」と話した

後半では、現代建築の巨匠、ル・コルビュジエの作品に触れた。松浦さんが実際に訪れた南仏の集合住宅やオフィスでいまだに使われているル・コルビュジエの椅子の印象を紹介。さらに、建築物に足を踏み入れる、椅子に座るといった、作品に人がかかわることで完成するル・コルビュジエのデザインの秀逸さを解説した。

ラドーの腕時計、コルビュジエの建築的ポリクロミー採用

イベントで紹介されたラドーの新作時計「トゥルー・シンライン・レ・クルール・ル・コルビュジエ」はカラフルなセラミクス素材でつくられている。ル・コルビュジエはかつて、建築的に重要な色として「建築的ポリクロミー(色彩用法)」と名付けた64色のカラーパレットを作成。新作時計はこのうち9色を採用した。時計が大好きという松浦さんは、素材や色づかいのユニークさについて言及し、「横から眺めても、後ろからも眺めても、さらに新たな発見がある」と巧みなデザインを評価した。父が持っていたというラドーの時計の秘話も披露した。

イベントで紹介されたラドーの新作時計「トゥルー・シンライン・レ・クルール・ル・コルビュジエ」はカラフルなセラミクス素材でつくられている

会場となったインテリアショップ、カッシーナ・イクスシー青山本店(東京・港)はル・コルビュジエの名品として知られるLCソファなどを陳列する洗練された空間。トークショーの後の懇親会では松浦さんとの写真撮影や時計の試着で盛況のイベントとなった。

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